桜見物とマンホールネコ(箱根大平台)

桜見物に、箱根大平台に行ってきました。

あいにくの天気で、いい写真は撮れなかったのですが、きれいに咲いた枝垂桜や山桜を堪能しました。

地名のごとく、大平台は山中にありながら、開けた、平らな台地がある地域で、箱根登山鉄道大平台駅はその開けた台地の端っこにあります。

駅から傾斜のある、細い道を歩き、高いところに移動すると、そこからは所々に植えられた色々な種類の桜が、今を盛りにと咲き誇っているのが一望できます。

山の斜面に目を向けると、山桜でしょうか、たくさんではないのですが、ポツンと、まだ冬の装いが残る山肌に淡い桜色のアクセントを与えています。

以下の写真は、お決まりの、とでも言うべき、大平台踏切で撮った、桜をバックにした箱根登山鉄道の新車3000形です、天気が悪いのでイマイチですが、雰囲気は感じられと思います。

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大平台の急な、細い坂道、路地を歩くと、必ずネコに出会います。

きれいなネコもいますが、中には薄汚れて、明らかに野良というやつもいます。

餌をやらないでください、という立札も目にしますから、きっと地域では問題になっているのでしょうね。

大平台駅構内にもネコが居ついていて、駅のベンチの下や物陰に隠れています。

どなたかが餌をやっているようですね、ネコには何の責任もないのですが、無責任にもネコを捨てる人がいるのでしょう、困ったものです。

ネコたちは、ちょっとした空き地にたむろしています、地面に直に座るよりは温排水の流れる下水のマンホールのふたの方が心地よいらしくて、以下の写真のようにしています、寒いときには。

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姫の水という名水が湧き出しているところの枝垂桜も、ダメージを受けた去年とそう変わらず、枝振りが寂しいです(以下の写真)。

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やっぱり、桜には青い空が似合いますね、残念な花見となりましたが、桜自体の美しさにはとても感動しました。

花見の後は、お気に入りの立ち寄り湯でひと汗流しました、いつもより利用客が多かったですね、桜効果でしょうか。

入湯後、湯元まで出て、某ホテルのロビーで小一時間ほど本を読んでからお土産のアップルパイを抱えて帰宅となりました。

でも、なんだかスッキリしない花見でしたね、いろいろと問題を抱えていると、心から楽しめないのが残念です、一瞬は忘れていますが。