文明国家の、それも、先進国の中で、一等国のふりをしている最高権力者が、公然と、それも、すぐにばれるウソを堂々とつくとは、恥知らずにもほどがある、というものだ。
こういう人間を育てた家庭環境、そして、その血筋は、民主主義、とは対極にあるもので、なぜ、こういう欠陥人間がのうのうと、二度も総理になれるのか、ニッポンという国の幼稚さ、救いのなさ、愚民化、洗脳教育、を痛感する。
さて、久しぶりに、原発事故関連の記事であるが、福島の1号炉周辺、つまり、原子炉建屋にたまった高レベル汚染水が地下水の汚染源となっている可能性が極めて高い、という、心ある原子力関係者が以前から指摘してきたことが、顕在化してきたようだ。
つまり、汚染状況がひどすぎて、嘘をついて誤魔化せなくなった、と言ったほうが適当な表現だろう。
福島県民、いや、ニッポン人同胞を犠牲にすることを少しも厭わない、アベのようなエセ右翼の大バカが、これまた社会性のない、自分の利益しか考えない、運動バカ、を操り、土建政治の再興を目的とした、金権運動会、を東京に誘致したが、それは、本来なら、今回の震災復興と原発事故に最大限に傾注すべき原資を、あえて投入せず、東京オリンピック、という利権に流し込んだ、と考えるべきなのだ。
イシハラ、アベ、その不愉快な仲間たち、本当に救いようのない、インチキ人間である。
不思議なのは、人類全体の生命を脅かすような、最悪の原発事故の原因を作った、自民党と官僚、原子力関連企業、つまり、原子力マフィアが、誰一人も、法的責任が問われず、のうのうと、金儲けにいそしんでいる、というあきれた事実だ。
こんな不正義な社会があっていいものか、ニッポン人、の人間性が問われる事態である。
記事の引用、ここから。
東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された地下水が海に流出している問題で、汚染水対策を議論する原子力規制委員会の作業部会が24日開かれ、1号機タービン建屋地下にたまった高濃度汚染水が漏れ、地下水を汚している可能性を指摘する意見が相次いだ。
東電はこれまで、事故直後に2、3号機のトレンチ(ケーブルなどの地下管路)に流れ込んだ高濃度汚染水が土壌にしみ出して地下水を汚した可能性があると説明。海への流出を防ぐため付近の地下水をくみ上げ、護岸近くの土壌を固めているが、建屋などからの漏えいは認めていない。1号機建屋から汚染水が漏れていれば、新たな対策が必要となる。
作業部会に提出された資料によると、1号機タービン建屋海側で護岸から約45メートル離れた観測用井戸では、放射性物質トリチウムの濃度が昨年11月中旬は検出不能なほど低かったが、その後上昇。今月19日に採取した地下水では1リットル当たり5600ベクレルで、この井戸の最高値を更新した。
東電はこれまで、事故直後に2、3号機のトレンチ(ケーブルなどの地下管路)に流れ込んだ高濃度汚染水が土壌にしみ出して地下水を汚した可能性があると説明。海への流出を防ぐため付近の地下水をくみ上げ、護岸近くの土壌を固めているが、建屋などからの漏えいは認めていない。1号機建屋から汚染水が漏れていれば、新たな対策が必要となる。
作業部会に提出された資料によると、1号機タービン建屋海側で護岸から約45メートル離れた観測用井戸では、放射性物質トリチウムの濃度が昨年11月中旬は検出不能なほど低かったが、その後上昇。今月19日に採取した地下水では1リットル当たり5600ベクレルで、この井戸の最高値を更新した。