その状況は、財務官僚の操り人形、無責任、無人格、無能人間の野田なる怪しげな人物が総理になったとたんに、さらに勢いを増している。
野田のあの厚顔無恥なブタ顔の裏に隠されたどす黒い野望を明確に反映したものだろう
ひとつは、以前記事にした、経団連の米倉会長の、原発は地震や津波で壊れたのではない、という事実を無視した大馬鹿な発言と、もうひとつは、山下という放射能被ばくを推奨しているバカ学者に対して朝日ガン大賞が、なぜかこの時期に授与されるという、まことにタイムリーで、その意図が見え見えな記事である。
オルタナ、より引用。
日本経団連の米倉弘昌会長は3月16日、都内で記者団の質問に答え、東日本大震災にともなう福島第一原発の事故について「千年に一度の津波に耐えたのは素晴らしいことだ。原子力行政はもっと胸を張るべき」と話した。放射線漏れなどの危機的状況が続く中での発言だけに、波紋を呼びそうだ。
発言は北海道新聞が17日午前に報じ、経団連も発言の事実を認めた。米倉会長はこの発言の前に、福島第一原発で続けられている事故復旧作業について「現場の職員が災害の拡大を最小限に抑えている」と前置きし、「よくがんばっている」と評価していた。
福島第一原発では17日昼現在、自衛隊のヘリコプターが3・4号炉に向けて海水を投下する作業を4回実施。午後には警視庁の高圧放水車が放水を行う計画だが、事態の好転は予断を許さない。(オルタナ編集部=斉藤円華)2011年3月17日
2.朝日がん大賞、選考過程「公表せず」
東京電力福島第一原発事故後、福島県内で「年間100ミリシーベルトの被曝は大丈夫」と唱えて物議を醸した、福島県放射線健康リスクアドバイザーの山下俊一・長崎大学教授が9月1日、日本対がん協会から「朝日がん大賞」を受賞した。これに対して市民団体からは抗議が寄せられ、ネット上では疑問視する声が相次いでいる。
■「福島県民の被曝医療に貢献」
同協会は山下教授への授賞理由を「チェルノブイリ原発事故後の小児甲状腺がんの激増を科学的に解明した」「東電原発事故発生後、福島県内で低線量被曝による発がんリスクの有無を調査研究」と説明。朝日新聞も1日、「福島県民の健康調査や被曝(ひばく)医療への取り組みが評価された」と報じた。
低線量被曝では、100ミリシーベルトの被曝で100人に1人の発がんが認められることが明らかな一方、それ以下の被曝線量での発がんリスクはよく分かっていない。にもかかわらず「問題ない」と発言し続けた同教授に対して「県民を被曝にさらすのか」などと批判の声が上がっていた。
「子どもたちを放射線から守る福島ネットワーク」は3日に抗議声明を発表。「なぜ山下氏の行為がこうした形で評価されるのか。氏の発言が、子どもたちを守ろうとしている福島の親たちをどれだけ苦しめてきたか」と憤りをあらわにした。またツイッター上でも「ブラックジョークか」「『がんにさせる賞』じゃないか」などと疑問の声があふれる。
■対がん協会「山下氏の発言、知らない」
こうした山下教授の発言について、日本対がん協会は6日までに「詳細は承知しておりません」と回答。また選考過程も「公表していない」と実に素っ気ない。同賞設立に協力した朝日新聞も「選考するのは日本対がん協会で、弊社は答える立場にない」と全くの他人事だ。