冷温停止とは、健全な原子炉でのことであり、原子炉そのものが激しく壊れた現状では、核燃料がどこにあり、どんな状況にあるのか全く不明であり、どこを測定しているのかさえも分からない状況では、この言葉を持ち出すこと自体、国民を騙す意図があると感じる。
そもそも、放射能は継続し放出されていて、当然のことながら、環境の汚染は日々進行しているにもかかわらず、それに対する抜本的な解決を何ら講じることもなく、あたかも、年内に原発事故が終息するかのような情報を流しだしたのだ。
政府と御用学者は、相も変わらず、原発を稼働させるために、インチキ、を積み重ね、国民を欺き、津波さえなかったら、津波が原因で事故が起こった、というストーリーを国民に植え付けるため、野田という無能、無責任、無人格人間が総理になったとたん、大攻勢をかけてきた。
政府は住民をとっとと汚染地域に帰し、何もなかったことにしたいだけである（つまり誰も責任をとらない）、それを実現させるために、全ての危険がクリアされたという筋書きをつくり、それに合うように、事実をゆがめて、この国家的インチキを国民の命を犠牲にしてまでも完遂しようと企てているのだ。
小出さんの現状分析と、政府、御用学者、による無責任極まりないキャンペーンに対するコメントを、種まきジャーナルから、以下に転載する。
どこまで、国家的犯罪、国家による詐欺、を続けるつもりなのだろうか、あまりに強大な悪意に、恐怖する。
