続どうしても書きたかった

続編である。

当分、冷静にはなれないと思いつつも、書かずにはいられない。

結愛ちゃん殺害の実行犯である船戸雄大の生活歴や出身地が、ネット上に上がってきていないことが解せないのである。

共犯の実母については、真偽のほどは別として、親族のコメントが出てきているというのに、船戸雄大に関しては、あまりに情報がない。

不思議である。

この極悪人については、公表できない、何か大きな問題が背後にあるように感じる。

2chを漁っても、何も出ていないことが、かえって、この男のバックグラウンドを隠さなくてはならない何かとてつもない理由があるように勘繰りたくなる。

公表すれば、日本社会を揺るがすような(少々妄想が過ぎるが)ことが起きるのではないかと思いたくなる。

これまではの虐待死事件(要するに計画的幼児殺害)では、容疑者の素性がすぐに暴露されたにもかかわらず、本殺人案件に関しては、実母に関する情報だけである。

この極悪人は、日本社会が嫌悪するようなバックグラウンドを持っているのではないかと思えてならない。

報道規制があるのだろうか?

船戸の親類縁者に対して(もしいるならばだが)、土足で踏みにじるような、人権侵害があってはならないが、せめて、生育環境と、これまでの社会生活の様子を知りたい。

どうすれば、ここまで極悪な人間になるのか、私は知りたい。

実母については、その生活歴からして、普通ではないことは容易に想像がつくし、育った環境についても、問題があったのではないかと想像される。

いずれにしても、船戸という極悪人が、あまりに透明人間であることに、疑念を持たざるを得ないのだ。


どうしても書きたかった

またも幼い命が冷酷かつ残忍な悪魔の所業によって失われた。

東京目黒区で、結愛ちゃん5歳が、実母の再婚相手である義父の船戸雄大という異常者に壮絶な虐待の上、殺された。

子供よりこの異常者を選び、その虐待行為から結愛ちゃんを少しも守ろうとしなかった母親も同罪である。


特に問題なのは、結愛ちゃんの家庭環境で、これまでの多くの虐待死と同じく、血のつながりのない、母の再婚相手の義父がおり、しかも、定職を持たず、母親は再婚相手と子供をもうけているという、結愛ちゃんを排除しようとする環境がそろっているという点である。

さらに、この異常な夫婦は自分たちのやっていることが計画的な殺人であることを少しも意識していないという点に、驚愕する。

閉鎖環境を作り出し、その中で、身勝手な理屈を振り回し、殺人を少しも意識していない異常者夫婦を見るにつけ、私は多くのユダヤ人を計画的に殺害したナチの強制収容所を想起してしまう。

これほどまでの悪行を重ね、バレないと思ったのだろうか。もしそうなら、その思考の幼稚さと異常性に恐怖する。

この殺人案件(虐待などという生易しいものではない)は、結果として結愛ちゃんの遺書となってしまった、ひらがな練習用ノートに、きれいな文字で記載された、親への反省文の内容が、あまりに切なく、必死の訴えであることから、多くの人の感情を揺さぶり、そして、この鬼畜の両親への強烈な怒りを起こさせることとなった。

私も、結愛ちゃんの遺書を読むにつけ、悲しみのあまり、そして、どうすることもできない自分の無力さを思い知り、どうにもやりきれない、絶望的な気持ちに囚われ続けている。

ただ、この殺人案件に対する世の中の反応を見るにつけ、世の中には、まともな感覚、命を大切に思う心を持った多くの人がいることを再認識させられた。

何より、子供を何としてでも、船戸某のような異常者から守るべきという、当たり前の感覚を共有する人が多数いるということが、あまりの悲惨な事件に、やりきれない気持ちに沈んでいた私をして、久しぶりの投稿に向かわせるきっかけとなった。

以前も、子供の虐待死に関する記事は何度か書いたが、その思いは少しも変わっていない。

多くの人が繰り返し疑問を呈しているが、子供の虐待とそれによる殺人に関して、日本の社会保障、司法制度、そして、警察機構は、恐ろしく甘く、あたかも子供を親の所有物であり、親が、しつけ、と称して暴力をふるうことを容認とはいえないまでも、深刻に考えない、必要悪、と考える傾向があると、私は考えてきた。

子供を異常者から保護する制度の整備と充実が必要なことは当然なことであるが、私は以前も書いたが、国家が、改心の可能性などまったくない、親の資格などない異常者から子供を取り上げ、責任をもって養育することを制度として現行より強化すべきと考える。


現実的には、保護施設の充実とその活動を円滑にする法整備と、虐待という名の、子供を不満のはけ口とした暴力犯罪の厳罰化しか、私には思いつかないし、ぜひ、実現してほしい。

高価な戦闘機やレーダーシステム、航空母艦を買うお金があるなら、国家の未来を支える子供への投資を優先させるべきだ。


確かに、虐待されても、子供は親を意識し、心のどこかで、親を求めている。だからこそ、現実問題として、保護する側の理性的な判断を鈍らせ、保護のタイミングを誤らせ、最悪の状況(子供の死)が生まれることとなる。

今回の結愛ちゃんの遺書となった文章を読んでみても、どこかで、親を信じ、親の愛を求めていると感じさせるが、絶望的なことであるが、当の親は、虐待している子供への思いなど微塵もなく、自分の欲望の方を優先し、子供を犠牲にすることを何とも思わないという、悪魔、に成り下がっているのである。

だからこそ、子供にとっては、救いようのない悲劇的な結末を迎えることとなる。

子供の命を大切にしない国で、子供を産んで育てようとする国民が増えるとは考えられないし、この国の現状では、安倍という問題だらけの最高権力者が、お友達政治を続ける限り、子供を取り巻く環境など良くなるはずがない。

ただし、安倍の自民党公明党、そして、その支援組織である正体不明の政治団体を支持する人にとっては、特権を得て、自分たちを脅かす者たちを封じ込め、社会の片隅に追いやり、隷属させることができるので、益々権益を得て、格差を広げることができことから、その者たちにとっては、都合のいい社会、なのである。

東京都が公教育の使命を捨てて、一部の社会階層に属する人たちに都合のいい教育サービスを提供するという方向にかじを切ったが(都立高改革という名の公立学校の私学化)、これなども、教育格差を広げるだけで、こぼれ落ちた者は切り捨てる、という非情な制度改悪である。

話がそれたが、特定の社会階層の教育に使う予算があるのなら、児童相談所や保護施設の充実に使うべきと私は考える。

子供の命が失われることでごく一部の虐待という名の傷害や殺人案件が表面化するが、その背後には多くの虐待案件が隠されている。

安倍が政権をとってから、虐待が急増している点も、日本社会が悪い方向へと向かっていることを証明してるのではなかろうか。

とりとめのない投稿となってしまったが、5歳の聡明な、何の罪のない子供の遺書が、長らく遠ざかっていたブログに私を向かわせることとなった。

心から、結愛ちゃんの冥福を祈ります。

箱根を旅する

先日(11月1日)、久しぶりに、箱根に出かけてきました。

今年に入ってからは、色々なことがあり、心の余裕がなく、そして、火山活動の活発化もあり、箱根行き、を控えていました。

少し早いかな、とは思ったのですが、今ならいくらか暇なので、思い切って出かけてきました。

宿はいつものところ。

箱根湯本で登山電車に乗り換えるのですが、ホームに到着していたのは、旧型のモハ2形の二両編成でした。

後部の車両に乗車し、いざ、目的地へ。

湯本辺りでは、まだ、紅葉には早く、緑、の色彩が多くを占める斜面を、電車は登って行きます。

そして、箱根登山鉄道名物の、出山の鉄橋、にさしかかったところ、鉄橋からの眺めを楽しめるように、電車はゆっくり減速してくれました。

ああ、落合さんが車掌の時には、こういう気配りがあったなあ、と懐かしく思いましたね、乗り合わせた電車によっては、こういう特別サービスがない場合もありますから。

電車は出山信号場で一回目のスイッチバックをして、前後が入れ替わり、大平台に向けて発車。

湯本では最後尾の車両に乗っていたので、今度は運転士の背後に座ることとなります。

その運転士さんですが、どうも見覚えのある後姿なのです、そして、機器を操作するときに発する確認の声が、聞き覚えのある、懐かしい声でした。

そうです、落合さんでした、運転していたのは。

車掌から運転士に移動したため、あの名調子のアナウンスを聞くことはもう叶いませんが、今度は、運伝の方で、乗客に対する心配りをしてくれているのでしょう、出山の鉄橋で減速するなどしてね。

安全運転が最優先なのは当たり前ですが、観光鉄道、の色彩の強い箱根登山電車では、こういっjた気配りはうれしいですね。

以下の写真は、その時に乗車した登山電車の写真です、落合さんも写っています。
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紅葉ですが、さすがに少し早かったようで、小涌谷駅で下車し、蓬莱園、まで歩きましたが、色づきも今一つで、紅葉見物、という点ではさびしいものでした。

以下の写真は、蓬莱園の様子です、11月の半ば過ぎなら見事な紅葉が楽しめるのですが、わかっていたこととはいえ、残念です。

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因みに、昨年の紅葉の季節は、以下の記事で確認できます。


蓬莱園を一巡し、そこから、小涌園ホテルの庭に通じる小路を辿って、ホテルへ。

昭和の香りのする、古いホテルですが、私はフロントのあるロビースペースが好きです。

何ということもないロビーですが、華美なところがなく、決して広い空間ではないのですが、なぜかホッとする雰囲気のある場所です。

テラスからは、すぐそばの浅間山鷹巣山、そして、遠くに、塔ノ峰方面が望めます(以下の写真)。
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ホテルのロビーでしばしの休憩後、もと来た道を戻り、小涌谷駅から宮ノ下へ向かいました。

宮ノ下では、富士屋ホテルに付属する旧御用邸の庭を散策して、宮ノ下の信号を、底倉温泉、へ。

立ち寄り湯で何度か記事にしたことのある、函嶺、の横から堂ヶ島遊歩道への道を降下しました。

ここの坂道は結構荒れていて、しかも、急です。

今回は、紅葉は期待できないとはわかっていたのですが、運動のため、夕食を美味しくいただくため(笑)、歩くこととしました。

この遊歩道の終点は、堂ヶ島温泉の顔として有名な、対星館、がありましたが、現在はすべてが取り壊されて、更地になっていました(以下の写真)。

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ホームページによれば、リノベーションして再出発されるそうです、その時が楽しみですね。

対星館からは、急な坂道を、ぜいぜい言いながら登り、国道一号線沿いの、宮ノ下の中心街に出ました。

もう充分ですね、運動は。

近くのバス停からバスに乗り、宿へ。

荷物は前もって宿へ届けてあるので、身軽です。

湯本駅には宿泊先に荷物を配送するサービスがあり、楽ですよ、これを利用すると。

宿に到着後、ゆっくりお気に入りの湯に浸かり、危険水域に入っていた、体と心を休めることができました。

そうそう、帰りの電車で気が付いたのですが、新型電車の3000形、グッドデザイン賞を受賞したようですね、電車の側面に、シールが張られていました(以下の写真)。

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自民党別働隊(大阪維新の会、民主党の一部、その他元自民党など)に騙され続けるニッポン国民

国民がもう少し賢くなって、政治、の現状を真剣に考える必要がある。

米国に隷属し、日米同盟、という詐欺口上を刷り込まれ、米国軍産複合体の、米国軍事産業のための利益追求に、奴隷のごとく無思想につき従う、国民を無視し、”神”を信じるアベ政権とその別働隊の正体をしっかり見極める必要がある。

自民党別働隊として、アベに協力し、民意を無視続ける政治屋の代表である松下政経塾出身者についての一文を、本澤二郎氏のジャーナリスト同盟から以下に引用する。

2015年11月01日

松下政経塾は民意を代表しない<本澤二郎の「日本の風景」(2162)

野党共闘阻止勢力>
 松下政経塾が、またぞろ民主党の岡田・枝野執行部の足を引っ張っている。自民党の、まぎれもない補完勢力である。野田や前原の動向を注視、これら政経塾議員を排除、抑え込む必要がある。野党連合を阻止する野党最大のガンである。彼らは民意を代表する考えもない、その資格さえない。極右・自公との落差は、ほとんどない。

<嘘をついて消費税8%強行した政経塾内閣>
 政治はプロセス・過程が重要である。うそつき政治を主権者は嫌う。いま安倍・自公内閣が、そのうそつき政治でもって、憲法違反の戦争法を強行したことに対して、国民は怒り狂っている。
 松下政経塾政権も大嘘をついて、消費税8%を、自公の賛成でもって強行した。このことを国民は忘れていない。野田は「やらない」と公約していながら、政権を担当すると、やってしまった。
 国民はこれに怒って、政権から引きずり下ろしたものである。民主党の支持率は、以来、上昇することはない。国民を裏切ったためである。これの反省がない。いまだに、である。

<松下は財閥の代弁者・安倍の手先>
 安倍内閣は戦争法を強行した。公明党が強く支援して実現した。このことを国民は忘れない。自公に対抗する共産党が地方議会で伸びている理由だ。
 憲法違反の戦争法を強行した自公は、ワイマール体制を崩壊させたナチスヒトラー政権と同類である。野党は消費税をもとの5%に引き下げる運動をすればいい。同時に、税金の無駄をなくす行政改革を公約するのである。そうして、10%消費税実施にあたっての、自公の甘い例外作戦を断ち切るのである。
 繰り返すが、民主党内の松下政経塾は、民意を代表していない。憲法さえ理解できない右翼の若者を集め、そこで反共・民族主義・神社信仰・靖国教育をして、野に放った輩である。安倍ら日本会議と同じレベルの政治屋である。
 民主党内の安倍の手先と決めつけてもおかしくない。彼らに揺さぶられる岡田・枝野執行部であってならない。

<維新の松野の決断を見習え>
 維新の松野の指導力を学べ、といいたい。彼には実父・松野頼三に仕えた平井秘書がついている。彼がぶれることはない。大阪の極右・安倍の別動隊の橋下一派を切り捨てた決断力は、さすがである。
 かの戦争法反対に決起した国民の怒りは、これからも続く。11・3の全国集会も実施される。戦争法廃止は天の声・アジアの声である。自衛隊員の家族の叫びでもある。
 自衛隊を米軍に差し出すという独立国があろうか。沖縄も決起した。反原発派も決起した。これらは1本の太い線で結ばれている。戦後70年、本物の独立国・日本を目指す戦いでもある。

<原始宗教「お祓い」で日本を救えない>
 財閥・松下(PANASONIC)に翻弄される政経塾というと、安倍側近の高市がいる。原始宗教である「お祓い」を信仰する輩に、国民の生活実感はわからないだろう。
 国民の代表者と自負する野党議員は、過去のしがらみを捨て去って1本にまとまれば、そこに有権者は殺到するであろう。そして新政権として、真っ先に戦争法を血祭りにする、ついで辺野古原発再稼働を阻止すれば、世の中はいっぺんに明るくなるだろう。

 原発・米軍基地は共に、死の文化・戦争文化である。これに執着する松下政経塾に、国民の代表資格などない。岡田・枝野の勇断を求めたい。日本が沈没するか否かの場面である。いまどき反共主義など通用しない。
 小沢一郎を見習え!

2015年11月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

忘れっぽい国民

安倍内閣は、国民の意見を無視し、いや、正確には、この国の中枢に入り込んで利権を享受している”エセ国民”の指示に忠実に従い、ついに世紀の悪法、安保関連法案(戦争法案)、を成立させてしまった。

安倍のやったことは、のんきで忘れっぽい国民の多くが気づいていないが、まさに、憲法破壊のテロ、クーデター、なのである。

マスゴミと経済界を操った、無血クーデター、である。

何度も繰り返してきたが、安倍政治?(政治とは思えないが)とは単純明快で

1.米国の軍産複合体に最大限の便宜を図り、米国の戦争に参加することで、一等国、の仲間入りを目指す

2.既得権者の利権を大幅に拡大することにより、資金的裏付けのある支持を得るため、国民の血税や年金で株価と為替を操作する

の二つだけだろう。

この政治の目指すところは、売国、である。

まともな経済政策など何一つやっていないことでもわかるように、自分たちに利益をもたらさない一般国民など、眼中になく、奴隷、としておとなしく仕えれば良い、という考えだ。

もとより、国民の、一般国民の声など全く聞く気のない総理であり、目指すは、自国民の生命と財産を米国に捧げて、世界の一等国、に取り立ててもらうことだけを目指した政権であるから、戦争法案の成立は、当然の帰結、である。

以前も記事にしたが、選挙制度を大改革する以外に、国民の声を反映した議員の選出や国会運営など、この先も望むべくもない。

自民党がこれほど軍事力を背景とした国家主義に偏向してしまったのは、何が原因なのか、まともな人間性、政治信条を持った人間がどこにも見当たらない。

公明党創価学会という宗教団体に名を借りた利権組織、選挙支援団体による組織的な選挙活動が、今度も、この国家主義を支持し続けるなら、自民党議員に見られるような醜悪な人格を持った者しか議員になれず、ますますこの国は国粋主義国家主義へ傾倒し、ついには戦争を始めるものと確信する。

世界平和と戦争反対を標榜してきた創価学会公明党の化けの皮がはがれたことはよかったが、組織的な崩壊が起こっているわけでなく、今後も、自民党を支援し続け、極悪政治家、を世に出す手伝いを続けるのだろう、与党、という餌にありつくために。

予期不安に怯える毎日であるが、この先、この邪悪な社会体制が延々と続くことだけは覚悟せねばならない。

そして、安倍が答弁したように、多くの国民は、このテロを国民に向けたテロと考えず、すぐに忘却すると考える、ちょうど、太平洋戦争の最高責任者をいとも簡単に許したごとく。



梅雨の箱根、少々憂鬱な気分を抱えて

梅雨の箱根を旅しました。

こんな時に、と思われるかもしれませんが、例年、あじさいの季節には箱根を旅して、のんびりするのが習わしとなっていましたので、今年も色々迷いましたが、思い切って出かけました。

温泉地学研究所の地震関連のデータをずっとチェックしていたのですが、地震の回数が減る傾向にあったことも、箱根行きを決断する材料になりました。

泊りです、いつもの宿に。

明らかに観光客の数が少ないです、電車がすいているのが一目瞭然です。

箱根湯本駅前は週末というのに、人出が少ないのがハッキリわかりました。

箱根観光の目玉である、大涌谷とその周辺、が入山規制で立ち入ることができないのですから、観光的には厳しいですね。

湯本辺りで温泉に入るだけでは観光になりませんからね、それこそ、小田急が発行している箱根フリーパスのルートのごとく、箱根山を中心として、芦ノ湖を含めて、ぐるりと一回りしてこその箱根観光ですから。

で、私は、肉体的にも、精神的にも、極限状態に陥っていたのですが、うつ状態の常として、決められずグズグズとしていたため、大平台あたりでは、あじさいの見頃を、少々、外してしまいました。

去年は、もう一週間ほど早く箱根に出かけ、ちょうど見頃だったのですが、まあ、致し方ありません。

小田急で小田原まで行き、いったん下車し、守谷のパンでおやつ用のあんぱんとぶどうパンを購入して、また、駅に戻り登山鉄道に乗って湯元へ。

乗客が少ないですね。

湯本で登山電車に乗り換えるのですが、いつものような賑わいはありません。

それと、かすかに硫黄臭がするのです、これまでに登山鉄道では感じたことはなかったのですが…。

普段はホームで立ち売りをしている饅頭の売り子さんが、登山電車の車内まで入ってきたのは、それだけ車内が混んでいないということでしょう、初めて見ましたから、そんな風景は。

でも、静かなのはいいですね、あたりに気を配り、緊張する必要がありませんから。

曇り空、時々雨、の中、電車はいつものように急坂を登って行きます、沿線のあじさいをかすめながら。

そして、下車駅に到着、雨が止んでいるうちに宿へと急ぎました。

途中も、いつもは感じなかったかすかな硫黄臭がしました、やはり、何かしらの変化はあるようです。

谷側の景色を眺めて、ボーっとしたかったので、谷に面した部屋を希望しましたが、これまではなかなか希望通りにいかなかったのですが、今回は、たぶん、利用者が少ないために、景色のいい部屋に通されました。

荷物を解き、窓側に置かれた椅子に腰かけ、霧雨に煙る箱根の谷(下に流れるのは早川です)を、予定通りに、ボーっと眺めて過ごしました。

うつな気分が晴れることはありませんでしたが、こういう時間が今の私には必要です。

酒でも飲んでのんびりしようかと、安物のシャンペンを持参しましたが、結局飲まずじまいでした。

備え付けの冷蔵庫の冷却力が低く、飲みごろに冷やすことができなかったからです。

温泉に浸かり、ほどなくして、夕食の時間、変わりの映えのしない会席膳です。

それをすっかり平らげて(うつの割には卑しく食欲がある)、のろのろと部屋に戻りました。

その後は、温泉タイムです、ずいぶん長く入っていましたね、2時間くらいでしょうか、宿泊客は他にもいたのですが、入浴中、誰にも会いませんでしたね、完全貸切状態です、いい時間を過ごせました。

運よく、宿泊中には有感地震はなく、ゆっくり過ごすことができました、宿の方の話だと、前日の早朝には大きな揺れで起こされたそうです。

あじさいも見頃は過ぎていたのですが、それなりに楽しむことができました。

ずいぶん前のことになりますが、しだれかかるあじさいで有名だった大平台のトンネルですが、最近は、あじさいの病気もあって、寂しい限りです(以下の写真)。

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だらだら書いてきましたね、この辺で、終わりとしましょう。





やらせ言論弾圧でいい人を演じつつ、邪悪なメッセージを発信する安倍政権

以下の記事をどう読むかである。

自民党の、極右、いや、極悪利権バンザイ議員が、言論弾圧を公然とぶち上げたように受け取られる内容であるが、この自民党のバカ議員と、百田という大バカの行動、言動は、実は綿密に計算された、予定の行動、と考えるべきである。

百田という大バカが本屋大賞を受賞した時期とアベが政権を取った時期が一致するが、何か裏にあるのではなかろうか、選考にアベお得意の横やりがあったなど。

なぜ、堂々と言論弾圧をやるかというと、戦争法案のゴリ押しと憲法学者による違憲認定で、強行採決がやりにくくなったため、バカな国民の目をそらせる目的で、パシリの小物議員と異常者(百田)に、あえて言論弾圧を推奨するような発言をさせ、それを批判することで、アベは、自分はいい人ですよ、違法なことをして憲法を無視して、自分に都合のいいように捻じ曲げようなどとは、これっぽっちも考えていませんよ、と思わせる作戦と、私は読んだ。

その証拠に、アベは、自民党の最高責任者であるにもかかわらず、バカ議員の愚行を監督不行き届きとして、謝罪していない、いつものように、悪いこととは少しも考えていないのである。

なぜ、このタイミングで、こんなバカげたことを堂々とやるのか、どう考えても解せないのである。

わざわざ火に油を注ぐような、言論統制で、明らかに憲法無視、憲法違反、の法案をゴリ押しするかのようなキャンペーンをやるのは不自然極まりないのである。

問題なのは、アベのやりたいことが、このバカ議員と大バカ駄文作家の言動に、しっかりと表明されていることだ。

アベのやりたいこととは、自分に逆らう者を、言論弾圧など、あらゆる手段で叩き潰すことであり、その手法として、沖縄の新聞社を名指しし、社会的に、経済的に兵糧攻めで攻め立てて、屈服させることだ。

経済界に沖縄の新聞社に広告を出さないように要請しているのである、バカを使って。

アベのご機嫌を取りたい、邪悪な、インチキ保守や、インチキ右翼(日本国民のことなど全く考えておらず、米国に尻尾を振っておこぼれをもらおうとするゲスども)は、今回の問題発言を、アベからの指令と受け取り、そのように行動すると確信する。

とくに、沖縄の新聞社に対する圧力については、今後、厳重に監視する必要があろう。

今回の言論弾圧騒動は巧妙かつ十分に計算し尽くされた作戦であり、インチキ右翼の旗頭であるアベをコントロールする集団(たぶん、CIAなどの米国戦争屋)の工作活動と考えるべきだ、ニッポンの腐りきった官僚もサポートに回っているかもしれないが。

バカは、憲法を無視し、強行採決をするだろう、米国にとって、ニッポンの民主主義や国民主権など、どうでもいいことであり、米国に都合がよければ、すべて容認されるのだ。

米国に、いや、米国戦争屋にとって、日本国憲法など、どうでもいいのである。

大手マスゴミは、株価高騰、など、アベの金持ち優遇策謀のみをひたすら垂れ流し、国民主権が踏みにじられようとしている戦後最大の危機を少しも報道しないという、絶望的な状況にある。

この国は、もう、終わっている、義理も人情も、日本的な美徳など、すべてが、米国の都合で叩き潰されようとしている。

まさに、植民地、であり、戦争犯罪人である売国奴の孫が、それを堂々と強行するのであるから、どこにも救いようがないのである、この腐りきったニッポンは。

宇宙開発を隠れ蓑にしたミサイル開発と原発を継続することで核武装に備え、戦争で一儲けを企む邪悪なインチキ右翼ではない、真の右翼、の奮起を心から期待する。

記事の引用、ここから。


自民の報道規制論に懸念=石破氏「言論弾圧は駄目」―政府・与党

時事通信 6月26日(金)11時33分配信


 自民党若手が開いた会合で報道規制を求める声が上がったとして政府・与党内で26日、懸念の声が相次いだ。石破茂地方創生担当相は記者会見で、「われわれは政権の側におり、権力を持っている。言論の弾圧と受け取られかねないようなことには、心していかなければならない」と語り、苦言を呈した。
 問題の会合は、安倍晋三首相を支持する若手・中堅議員が25日に開いた「文化芸術懇話会」(代表・木原稔党青年局長)。出席した議員から「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番。経団連に働き掛けてほしい」との声が上がったほか、講師として招かれた作家の百田尚樹氏が「(政権に批判的な)沖縄の二つの新聞はつぶさなあかん」などと発言した。
 これに関し石破氏は、「そういう発言がもしあったとすれば、表現に不穏当な部分はありはしないか」と指摘した。
 自民党谷垣禎一幹事長も「クールマインドでやっていただきたい」と自制を促した。
 公明党井上義久幹事長は「スポンサーをどう選ぶかは企業の選択。政治が直接働き掛けることがあってはならない」と強い不快感を示した。