米国からみたアホのアホたる所以(ワシントンの冷静な安倍認識)、

アホの正体を端的に、的確に解説した記事を目にしたので、全文引用させていただく。
 
同じく、アホ国民、が自国の最高権力者の邪悪さを少しも気にせず、国家規模のマネーゲームによって操作された株価に浮かれて、その政策が少しも国民生活の向上や安定につながらない現実を受け入れようとしない現実に、恐怖する毎日である。
 
この絶望的な状況は、アホとそのブレイン、そしてアホを操る官僚や、アホと極めて強いつながりのある三菱を筆頭とする財閥による国民洗脳と情報操作が、完璧、であるということなのだろう。
 
米国とは、不思議な国で、あれだけの悪事を重ねておきながら、ものの本質を見極め、正義、を貫こうとする気骨が残されていて、機能しているという点である。
 
オバマ政権によるアホの評価は、闇の権力構造による情報操作でニッポン国民には隠ぺいされているが、売国奴、というレッテルがピッタリで、オバマとは別の次元で勝手に動く米国戦争屋と軍産複合体には、アホのようなすっからかんの売国奴は扱いやすく、最高評価、をもらえるのではなかろうか。
 
それにつけても、ウソと詐欺で塗り固めたインチキ政治を誰も止めることができない現状は、どうみても破滅の道、そして、いつか来た道、を着実に辿っていると確信できる。
 
まさに、A級戦犯であるべきアホの祖父が歩んだ道そのものなのである。
 
 
記事の引用、ここから。


2014年08月20日

本澤二郎の「日本の風景」(1728)

<ワシントンの冷静な安倍認識>
 欧米事情に詳しい藤原肇が、暑中見舞いをかねて「NEW LEADER」2014AUGUSTのコピーを郵送してきた。彼一流の安倍分析が面白い。ワシントンの安倍認識は、日本の新聞テレビとは全く違う。日本首相を「売国奴の血筋を卑下するワシントン」というものだ。売国奴とはCIAのスパイになることを約束して政権に就いた安倍の祖父・岸信介のことを指すのだという。よく理解できる。安倍の正体を見透かしているワシントンなのだ。
 
<騙すための見え透いた嘘を毛嫌いするアメリカ人>
 そんな人物を懸命に支援する財閥、そして新聞テレビの日本である。
 アメリカ人は「騙すための見え透いた嘘を毛嫌いする」というが、何もアメリカ人に限ったことではない。例の五輪招致のスピーチだ。「福島原発汚染水は0・3平方キロ内に完全にブロックさせたので、全く問題はない」は国際社会に発信され、失笑を買っている。
 安倍の言動を信用する人物がいたらお目にかかりたい。韓国の朴大統領、それとも中国の習近平なのか?
 藤原によると、安倍の言動は「言語道断のデタラメ」である。安倍は五輪開催にかこつけて、東京にカジノを作ろうとしている、とも決めつける。「日本最大の産業は自動車ではない。パチンコ産業だ。パチンコに次ぐ巨大な賭博利権に五輪を使っている、という。
 「原発事故のような、文明の死命を制する問題の先送りや誤魔化しをアメリカ人は許さない。にもかかわらず、平然と虚言を並べ立てた安倍行為は、糾弾に値する犯罪行為」なのである。
 
<全世界を愚弄した靖国参拝
 したがって「全世界を愚弄する戦犯合祀の靖国神社を賛美、過去に犯した過ちを否認し、傲慢な姿勢を改めない安倍に対して、アメリカが蓄積した怒りの気持ちは爆発寸前の状態に達している」とも分析する。
 東条英機A級戦犯が絞首刑になった其の日に、安倍の祖父・岸信介は釈放された。同じA級戦犯の岸がCIAのスパイ役を約束したので、絞首刑にならずに済んだ秘話がある」「このことを熟知する米国政府は、売国奴の血筋を受け継ぐ形で、世襲議員から首相になった安倍を卑下している」とも指摘している。
 日本人はとんでもない人物を首相に担いでしまったことになる。

<ワシントンの怒りは爆発寸前>
 昨年12月の靖国参拝に驚愕するワシントンは、日本国内のそれとは異なる。それこそ怒りは爆発寸前だったのである。
 訪米した安倍を晩さん会に招かなかったオバマ・ワシントンは、安倍への評価が最悪であることを裏付けているのだが、日本の新聞テレビはそれを封じ込めている。藤原によれば、これは「ワシントンによる侮蔑のメッセージ」なのだ。
 米ケリー国務長官ヘーゲル国防長官の千鳥ヶ淵戦没者墓苑での献花は「靖国カルトへの拒絶反応」だったのだが、安倍はこれに反撃する形で靖国参拝を強行した。

売国奴の血筋を卑下するアメリカ>
 ワシントンの安倍評価は低い。低すぎるのである。
 CIAの手先に過ぎなかった祖父を評価などしていない。当然であろう。藤原の指摘通りと言っていいだろう。スパイ役は、指令する側からも尊敬されない。軽蔑の対象なのだ。なぜかならば、日本国民からすると、売国奴そのものだからである。
 そんな岸を尊敬した森喜朗元首相は、本日安倍とゴルフに興じていた。
売国奴の血筋を引く世襲議員に尊敬など無用なのだ。
 
<米国ご機嫌とりのための集団的自衛権
 他方、国際感覚ゼロの安倍は「ご機嫌とりのために集団的自衛権を貢物として差し出す。これで米国は喜ぶ」と錯覚している、というのである。
 安倍・自公政権の臨戦態勢づくりは、米産軍複合体に向けた改憲軍拡路線そのものである。アメリカ国民向けではない。日本首相の弱点を握っているワシントンに、いいように操縦される安倍の日本なのである。

 余談だが、藤原のこんな指摘も多くの国民が気付いていない点である。それは、欧米の近代経済と富の蓄積の基盤は「麻薬取引と奴隷貿易」だった。この歴史の真実を、抹殺する欧米にも非がある。アヘン戦争を経験した中国人は、このことをよく理解出来るだろう。
2014年8月20日記