民主党がだめなわけ

このたびの、代表戦を見ていて、民主党とは、本当に寄り合い所帯で、政策の統一性や一貫性が、欠如していると再認識させられた。
 
とても、長期政権を任せられる政党ではない。
 
数の論理で、一時的にくっついている現状は、あまりに、無理があり、グループごと、あるいは、個人個人が、勝手な発言をして、党の綱領やマニフェストを顧みることなく、好き勝手なことをしているように見える。
 
菅総理になってから、政権交代前に逆戻りし始めてしまったようだ。
 
菅という人物は、一体何をしたいのか、サッパリわからない。
 
すくなくとも、指導力は全くなく、名誉欲はありそうだが、覇気はなさそうだ。
 
先の大戦で完膚無きまでにたたきつぶされたときに、民主国家に向けて、旧悪を一掃すべきところを、民主主義と書いた包装紙で適当にくるんでごまかしたために、なんとも、ヘンテコな国家体制が構築され、今に至っている。
 
その矛盾を解決するためには、実際、命をかけなくてはならないと思う。
 
小沢さんは、命をかけると言った。
 
彼は、色々な批判があるが、日本の暗部を熟知しているのかもしれない。
 
それと対決するためには、命がけ、の覚悟がいると考えているように思える。
 
菅には、その覚悟がない。
 
だから、自民党と官僚が構築した組織を運用することしか考えていない。
 
国民が望んでいること、を無視する総理は、早晩、行き詰まることだろう。