福島原発事故はこれでなかったことにされるだろう

2020年、オリンピック開催地に、東京が選ばれた。
 
総理大臣直々に、ロビー活動を繰り広げ、何をやったかは想像がつくが、震災復興そっちのけ、東京への電気供給のために犠牲になった福島を、250キロもはなれているから東京は安全、などと、露骨な福島切り捨てにより、ニッポンの支配階層はオリンピックという金づるをせしめた。
 
今後7年の間に、私はニッポン社会は確実に荒廃すると予想する、そして、国家権力による国民の人権侵害、抑圧が、加速されることだけは確実である。
 
なぜなら、自民党は、国家のために国民が存在し、国家に命を捧げるほどの忠誠を要求するような、憲法と法律、を準備しているからだ。
 
アベが目指すのは、天皇国家主義、であって、国民主権の民主的な社会とは真逆な、かつての大日本帝国、である。
 
そして、A級戦犯である祖父の悪事の正当化、歴史の改ざん、を進め、天皇を担ぎ出し、神の国ニッポンをつくりあげ、国民を戦争にいつでもかり出せるような国家体制の構築を目指すことだろう。
 
オリンピックは、アベ政権の邪悪さを隠すための手段であり、今後は、オリンピックに引っかけて、不要な建設ラッシュで、土建利権、に莫大な血税が投入されることとなろう。
 
その一方で、年金、社会保障はすべて減額、貧乏人は早く死ね、という政策に進んでいくだろうし、現に、御用委員によって構成された社会保障国民会議?はその方向性を明確に打ち出している。
 
仕上げは、福島原発事故の完全隠蔽である。
 
今後、オリンピックのために、原発事故にふれることは規制され、事故を忘却させるようなマスゴミ操作が強化されると予想する。
 
つまり、自民党が戦後やってきた悪行を、すべて、正当化し、それをじゃまするものは、人も物も、すべて、攻撃され排斥されることとなろう。
 
これで、ニッポン国内では、福島原発事故、はなかつたことにされる。
 
しかし、冷静にニッポンの悪事を見つめる諸外国からは、一層の、アベのインチキ政策に対して、厳しい批判の目が向けられることだろう。
 
その先にあるのは、私は、戦争、だと予言する。
 
そのときは、当然、核兵器、を保有した状態にあるだろう。