アバターを見た

話題の映画、アバター、をやっと見てきました。

ずいぶん時間が経ってしまいましたね。

今回のは、字幕付き、3Dのやつでした。

レイトショーしか時間がとれないので、研究室で時間調整して、シネコンに出撃しました。

あの、3Dメガネ?をシアターの入り口でもらいましたが、かけてみると、手あかというか、脂が付いていて、曇って見えたので、テッシュでお掃除しました。

以前、どこかの博物館で3Dシアターを体験したことがありましたが、そのときは、本当に目の前にものが突きつけられるような感覚にとらわれました。

今回のは、それより、ややソフトな感じでした。

3Dはともかく、見応えのある作品でした。

予告では、どうもエイリアンが毒々しくて、好みじゃない印象がありましたが、数多あるSFもののエッセンスをすべて網羅したような作品で、楽しめました。

エイリアンのシガニー・ウイーバーも出ていましたが、さすがに、彼女は歳を取りましたね、アメリカのおばさん、でした。

生命を司るもの、というか、意志が存在していて、それによって、エイリアンの住む星が調和を保っている、という設定だったように感じましたが、その存在とコンタクトする場面は、なんだか、風の谷のナウシカの一場面に、似ているように思えました。

傷ついたナウシカが、オームから発せられる幾筋もの光線によって、その命を救われるシーンです。

この作品では、蛍光が多用されていて、それが幻想的な雰囲気を醸し出していましたが、私は、蛍光が嫌いです。

それも、毒々しいほど多用された蛍光を見ると、頭が痛くなります。

若い頃の研究は、遺伝子操作が中心で、蛍光物質や蛍光量を目安にする実験ばかりでしたが、暗闇のホタルのはかない、けなげな蛍光は大好きですが、どうも、毒々しい蛍光は嫌いです。

ですから、蛍光ペン、あれ大嫌いです。

いささか話がそれましたね(笑)。

特殊効果は月並みな感じはしましたが、物語の展開に無駄がなくて分かりやすく、テンポもいいので、飽きることなく、最後まで楽しめました。