エピペンってなに?

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エピペン、知りませんでした(不覚)。
エピネフリンを注射するための携帯用注射器だそうです。ペン型しているからそう呼ばれるのでしょうね。

エピネフリンって、よくテレビドラマの救急救命のシーンで出てくるでしょ。「エピもう1アンプル(あるいは、何とかmg)投与!」なんて、ドクターが怒鳴るやつです。

心臓の働きを高める作用があるわけですが、その他に、アナフィラキシーショック(即時型アレルギー)の治療にも有効です。教科書の知識じゃなく、なぜか、大昔やった薬理の実験の様子が蘇ってきました。

エピペン、具体的には、食物アレルギーや蜂に刺されたときの即時型アレルギー症状の改善に使われているようです。危険な状況が想定される場合、エピペンを携帯していることは、とても心強いのではないでしょうか。

しかし、いろいろと制限があり(例えば、子供の場合、本人が使えないなど)、運用面では改善の余地があるようです。医師の十分な指導・監督が必要なことは薬物の性質上理解できますが、もう少し、現実に即した規制の緩和を行い、使い勝手の向上をはかることが必要のようですね。

エピペンの例にとどまらず、教育を受け、トレーニングを積んだ非医者にも、医療行為を認めてほしいものです。そうすることにより、救命率が格段に向上することがわかっていても、なぜか、日本の医学界、医療現場の改善の動きは鈍いですね。

慎重に事を運んでいるから、という言い訳なら納得できないな。医師が抱えている権限を見直し、非医者にも、可能な限りその権限を委譲することが必要と考えますが、どうでしょうか?