ポケモンと免疫学

ポケモン映画見てきました。

詳細は省略するとして、今回の映画では生体防御機構(免疫システム)が話の重要な部分を構成していました。ある聖なる場所を侵入者(ヒトね、ポケモンは大丈夫)から守るため、白血球もどきのものが出てきたり、循環系のような洞窟がその場所全体に張り巡らされていたりして、人体を想像させるものでした。

さりげなく、抗体(免疫グロブリン)のモデルを出したりして、制作者の意図が直接感じられるところもあり、関連の研究をしている者として、ちょっとうれしくなりましたね。

生命とはなにか、を子供たちに考えさせる意図があったとしたら、ちょっと弱いかな、とは感じました。
昔の映画で「ミクロの決死圏」というのがありますが、人体の中にミクロ化した人間が入り、病巣を破壊するというストーリーには感動させられました。

まあ、ブログをさまようおとなたちには、ポケモン映画のメッセージには興味がないでしょうが。