この土曜日(5月24日)、箱根の古期外輪山の一つである明星ヶ岳(みょうじょうがたけ)に登りました。
以前、同じ外輪山の一つで最高峰の金時山に登ったのですが、そのときは運悪く、富士山のある位置に雲がかかっていて、全く見ることができず、とても残念な思いをしました。
とくに富士山の美しさを堪能するには最高の場所の一つで、マスメディアにも、その頂上にある金時茶屋という有名な山小屋とともに、たびたび登場します。
漏れ聞く話ですと、彼は、この山を駆け上がり、金時茶屋でサイダーを一本飲み干して、また駆け下っていく、という凄まじいトレーニングをしていたようです。
普通の成人男子の、半分以下のコースタイムで登っていたようですね。
富士山については、金時山の展望ほど、圧巻、という感じではありませんが、遠くに望む富士はとても好ましい風景です。
今回は、宮城野支所前、という箱根登山バスの停留所から登りだしたのですが、どこかで小学校の運動会をやっているらしく、登っている間中、その放送が聞こえていました。
帰りの箱根湯本駅で気が付いたのですが、強羅にある私立の小学校の運動会だったようで、夏服のセーラー服を着たちびっ子の集団に出会いました。
あそこのセーラー服を着て、麦わらの帽子を被った小学校低学年の子は、何とも言えず、可愛いですね。
ちょっと話が脱線しましたが、山頂で念願の富士を眺めながら、昼食のサンドイッチをかじりました。
山頂は登山客でにぎやかでしたね、とくに、女性の登山者が多いのはビックリしました。
明らかに、女性の登山者が増えていますね、最近は、それも、華やかなウエアの若い女性(山ガール?)が。
いいですね、華やいだ感じで、山ガールと山道ですれ違う時に、なんだか疲れが取れる気がします(笑)。
で、昼食をとり、山頂からの展望を十分に堪能した後、金時山方面に向かいました。
今回は、早めに降りたかったので、金時には登らず、矢倉沢峠から仙石原に下降する予定でした。
明星ヶ岳から峠までは、稜線を歩くので展望があり、しばらくは富士山を前に見て、楽しんで歩くことができます、だから、このコースを選んだのですけどね。
富士の展望は、元気を与えてくれますからね。
ここの登山道は笹竹で被われいる箇所が多く、中には、笹竹のトンネル、のような所もあります。
峠に向かって、アップダウンを繰り返しながら、前方に金時山のドームを見て、ササの斜面をかなり降りたところで、矢倉沢峠に到着です。
以下の写真は、本格的な降下に入る前の、ササの斜面からの金時山と左下に見える峠を収めたものです。
峠から少し進むと、うぐいす茶屋という、営業を中止した茶屋の小屋に至ります。
ここから金時山への登りが始まりますが、今回は、仙石原、への下り道を選択します。
小屋の前には小休止をとるグループがいました、私も、小屋の軒先に腰を下ろして、一服です。
一服後、仙石原へ降下し、金時山登山口、に到着し、この山行は終了となりました。
土曜日なので混んでいて無理かな、と思いましたが、運よく空き時間があり、入湯することができました。
新緑の露天風呂、最高でした、ほんとうに来てよかった(以下の写真)。
月並みですが、命の洗濯、という言葉が浮かんできました、それほどに、心地よいひと時を過ごすことができました。
これにて、今回の山行記はおしまいです。
おっと忘れた、これまた幸運だったのですが、お気に入りの富士屋ホテルのアップルパイが、宮ノ下では売り切れたったのですが、なんと、湯元で、最後の一個を購入することができました、無理かな、とは思ったのですが、行ってみてよかったです。
以前は夕方でも買えたのですが、最近は売り切ればかりだったので、うれしかったですね。