アベの詐欺が止まらない、今度は給料抑制だ

残業代を抑えて、経費を削ろう、という、支配階層にとっては願ってもない法案をごり押しするアベ。
 
その言い訳が、「成果で評価される自由な働き方にふさわしい労働時間制度の新たな選択肢を示す必要」、というから、驚きを隠せない。
 
関連記事を、以下に引用する。
 
いつもの詐欺口上、論点のすり替え、と私は考える。
 
旧泰然とした支配階層の身勝手な理論に、新自由主義的なベールをかけて、その傲慢さをひた隠しにしようとする誠に姑息なやり方である。
 
この法案が成立した暁には、なし崩し的に、運用が変更されて、気がついたら、高給取り限定、職種限定、という法案成立のための妥協がすっかり取り払われていることだろう。
 
そして、いくら働いても、残業代が付かない、という、奴隷社会がこの日本に誕生するのだ。
 
無理な経済成長を志向せず、富の分配をなるべく公平にして、負担は増えるが、つつましくも、誰もが安心して暮らせる成熟した大人の社会に転換すべきところを、ひたすら国民からの搾取を追究する、恐ろしく古い政治思想、社会運営が、アベ一味の目指す国家なのである。
 
アベとその周辺には、詐欺、低レベルの誤魔化し、しかないようであり、集団的自衛権も同様に、自分に都合のいい状況設定で、つまり、議論の内容を限定して、憲法の精神という、最も議論しなくてはならないことから一般民衆の目をそらせる、という手法を使い続けている。
 
幅広い議論をさせない、物事の本質や真理を真剣に議論させない、という土俵をあつらえ、そこに強引に上らせ、自分に都合のいい結論に導こうという幼稚で身勝手なやり方だ。
 
卑怯で、姑息な、小人のやり口。
 
アベの言うところの決められる政治とは、民主的な手続きを一切経ないで、国家主義軍国主義の再興をなんとしても推し進めることらしい。
 
極右、国粋主義者が政治を私している現状を、国民は指をくわえてみているだけだ。
 
マスゴミも、国権、による統制が効いていて、アベの危険さ、その思想性を正確に伝えようとしない。
 
戦後最大の民主主義(その状況にあったとは言い難いが)と国民主権の危機である。
 
記事の引用、ここから。


「残業代ゼロ」制度の導入方針固める 政府
 
テレビ朝日系(ANN) 5月29日(木)5時56分配信
 
 政府は、働いた時間ではなく成果で報酬が決まる「残業代ゼロ」の労働制度を導入する方針を固め、議論を本格化させました。

 安倍総理大臣:「成果で評価される自由な働き方にふさわしい労働時間制度の新たな選択肢を示す必要」

 産業競争力会議では、「残業代ゼロ」の労働制度について、民間議員から改めて将来の幹部候補生らを対象とすることや、裁量が低い仕事に就く社員は外すなどの条件が示されました。また、政府に対し、「ブラック企業撲滅プラン」を年内に取りまとめるよう要請するなど、働き過ぎ防止策を取ることが前提だとしています。一方、難色を示していた厚生労働省は、制度の対象は為替のディーラーなど「世界レベルの高度専門職」に限定すべきだとし、それ以外は現状の「裁量労働制」を拡大するという対案を初めて示しました。政府は来月下旬に示す成長戦略に盛り込みたい考えですが、労働者側からは反対の声が上がっていて、調整は難航しそうです。
 
最終更新:5月29日(木)7時58分