秋の箱根を旅する(2013年)

秋の箱根を旅しました。
 
宮ノ下から底倉温泉へ向かい、そこから早川渓谷へと下り、早川(堂ヶ島)渓谷遊歩道、を歩きました。
 
当日は、あいにくの雨でしたが、紅葉の走り、を楽しむことができました。
 
遊歩道の終点は早川沿いにある堂ヶ島温泉で、二軒の旅館(ホテル)がありますが、現在改築のため長期休業中でした。
 
旅館から宮ノ下の駅までは嫌になるほどの急な坂道を登ります、ただし、宿泊客にはケーブルカーやロープウェイが用意されていて、国道1号沿いにある専用乗場から利用するシステムになっています。
 
営業していない旅館群は、廃墟、のようで独特の雰囲気があります、でも、温泉の湯気は立ち上り、入湯客を心待ちにしているようで、妙な雰囲気があります、主が突然消えた家のようで。
 
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次の写真は、晴れだった前日に撮ったもので、宮ノ下駅からの眺めです。
 
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そして、以下の写真は、宮ノ下駅に到着する箱根登山鉄道モハ1形104号を先頭とした3両編成(モハ1形(104号+106号)+モハ2形110号)の雄姿です。
 
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箱根は、これからひと月の間が紅葉の見頃のようです。
 
前日は大平台のハイキングコースで浅間山に登りましたが、山頂からは展望が全くなく少しガッカリでした。
 
でも、山頂のススキの原は、幽玄な雰囲気を醸し出していました、夕暮れが迫っていたためだと思いますが。
 
大平台から浅間山のハイキングコースは急な登りなのですが、問題は下山時で、結構小石が道に落ちていて、その上に落ち葉が積もっていたので、とても滑りやすかったです。
 
その歩きにくさが理由と思いますが、めずらしく登りと下りが同じコースタイムでした、でも、慎重に越したことはありませんね、けがをしてからは遅いですから。
 
今回は、登山靴、を持参しました、少々荷物が増えましたが、あのコースの荒れ方だとスニーカーじゃ足を痛めたでしょう。
 
登山後、宿で温泉につかり、月見としゃれ込みました、雲がかかった月でしたが、なかなか風情がありました。