とくに問題なのは、記事中、赤字で示した箇所であり、裸の王様都政によってあらゆる社会保障が切り詰められ、その一方で、オリンピック招致や東京マラソンなどいうパフォーマンスに巨額な税金を惜しげもなく投入し、芸術家という触れ込みの自分の子供にも仕事を用意したりした。
最大の犯罪は、新銀行、というどんぶり勘定で始めた中小企業支援を目的とした銀行で、経営陣、経営計画、すべていい加減だったため、あっという間に破綻し、都民の血税を1400億円も投入するという前代未聞の都税の無駄遣いである。
その責任も取らず、放言と暴言を繰り返し、パフォーマーの猪瀬というバカを使って大衆受けするような、つまり、貧乏人の見方です、というインチキを重ねてきた。
これまで猪瀬のやったことは、すべてその後覆されているのだ、何の改革も成し遂げていないという、単なるパフォーマーである。
これら一連の犯罪行為によって、就学支援、が必要な家庭が1.5倍に増加してしまったのだ。
経済が、政府の自国民を犠牲にしてまでも米国を支援するという売国的な政策によって、一向に好転しない、とい状況を勘案しても、この1.5倍という数字の持つ意味は、決して、経済状況にすべてを責任転嫁できるものではない。
都立高校改革、などという耳障りのいい言葉によって、教育産業へのお金の流れを構築し、東京都の公教育の現場を金まみれにすることで、経済格差による教育格差を意図的に推進してきたイシハラ都政の暴挙が、この1.5倍という数字に集約されているのだ。
この就学支援を受けている家庭から、鼻息の荒い都教委や、精神状態を疑いたくなるような塾関係者、学歴オタク、というニッポンの教育の破壊を目指す集団が賛美してやまない、日比谷高校を代表とする特権的な都立進学予備校に入学する子供は皆無だろう。
こういった公教育の荒廃、金まみれ体質を強力に推進したイシハラという生命体の邪悪さ、選民思想を断ち切り、公教育を、実質的に社会を支える、大多数の普通の人の手に取り戻さなくてはならない。
したり顔で、後継は猪瀬くんでいい、と放言するイシハラという生命体は、どこまで独善的で破廉恥なのか、常人の想像を遙かに超えている。
記事の引用、ここから。
配信元:
2012/11/06 11:29更新