ついにここまでやったか

今日の朝刊を見て、ビックリした。
 
都立国立高校の同窓会をやる、という新聞広告?が一面全部を使って告知されていた。
 
それも、東大のスクールカラーである空色で塗りつぶされた、よく目立つ新聞広告である。
 
テレビCMもやる、と書いてあったが、タイアップしているテレビ番組のことか。
 
ついにここまでやるか、という感想だ。
 
国立高校は、創立70周年という区切りの年だそうだが、テレビ局を巻き込んでの同窓会(大名刺交換会?)の企画を、どこの誰がお金を出したか知らないが、新聞とテレビを担ぎ、いや、担がれ、この高校は何をしたいのだろうか?
 
てっぺん野郎のバカが首長になってから、息子の選挙区の公立中学にサピックスというバカ高い授業料で有名な進学塾を学内に入れたり、もう、受験教育一辺倒な東京都の公教育である。
 
いや、もう公教育の枠を大きく踏み外しており、私学と言っていいだろう。
 
東京都の公教育は、完全に死んだ、といえるだろう。
 
国立高校が、ここまで下品な学校とは、残念である。
 
東京都の進学指導重点校とは、一体教育の場なのか。
 
それとも、自信家たちの自己アピールのための、パフォーマンスの場か。
 
日比谷や八王子東と同列とは、大いに失望した。