なぜ100歳なのか

いま、100歳以上の方の安否確認が行われていて、つぎつぎ、行方不明や死亡していた、という結果が報じられている。
 
ちょっと前、この事案について記事にしたが、そのときのコメントにあったように、実際は年金受給者全員の安否確認が必要なのではないだろうか。
 
いや、せめて、後期高齢者と呼ばれる75歳以上の方々の安否を至急調査する必要があると思う。
 
たぶん、これまでの状況から考えて、驚くべき実態が判明することだろう。
 
だいたい、後期高齢者の線引き自体も、なんだか怪しい臭いがする。
 
厚労省は、この高齢者問題を把握していたに違いない。
 
今回、この騒動で、家族が、高齢者の死を、お金欲しさのため隠していたり、あるいは、その死自体が、きわめて不透明というか、死因がハッキリしなかったりして、どうも、犯罪の臭いさえしてくる。
 
この国の福祉や社会保障がずさんだった背景には、その基本となる国民の生き死の記録が、きわめてずさんで信用ならないものだったからではなかろうか。
 
驚くべき事実が、政権交代と呼応して、噴出してきている。
 
一体、自民党の50年とは、何だったのだろうか。
 
誰のための政治や行政だったのだろうか。