北海道旅行4

前回の続きです。
 
ニングルテラスを通って、喫茶店「森の時計」、に向かいます。
 
平日の夕方近くなので、お客さんも、ほとんどいません。
 
静かでいいですね
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ニングルテラスを過ぎて、少し森の中の道を行くと、お目当ての、森の時計、に到着です。
 
ああ、テレビと同じだ、という感想です。
 
なんとまあ、我ながら、ミーハーなことでしょうか(笑)。
 
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木の階段というかスロープを登ると、木彫りのフクロウが迎えてくれました。
 
扉を押して、中に入ると、今度は、ウエイトレスさんが迎えてくれました。
 
席は、迷わず、カウンター席を選択しました。
 
カウンターはL字型で、ちょうどLの折れている辺り(わかりますか?)の席に座りました。
 
中は、テレビで見慣れた雰囲気、そのままです。
 
ふと壁に目をやると、森の時計はゆっくり時を刻む、の壁掛けが目に入りました。
 
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ブレンドコーヒーとケーキのセットを注文し、お約束の、コーヒーミルでの豆ひき、を経験しました。
 
私、コーヒーは苦手なので、もちろん、豆を挽いたのもの、生まれて初めてでした。
 
なかなかいいものですね、豆を挽く、という作業は。
 
気持ちが落ち着く感じがしました。
 
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カウンターの後ろは、大きなガラス窓になっていて、自然のままの森の情景がいっぱいにひろがります。
 
といっても、笹と、針葉樹という単純な景色ですが。
 
雪景色や、紅葉の秋は、ここからの眺めは、趣があるでしょうね、きっと。
 
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マスターが淹れてくれたコーヒーをすすりながら、他のお客さんを観察しました。
 
皆さん、観光客のようでしたね。 
 
しばらくして、中国からの(たぶん)、若いカップルが、隣の席に着きました。
 
マスターが、この店のこと、ドラマとの関係など、このカップルに説明していましたが、ドラマのことは、よく知っているようでした。
 
しばらく、ボーっとしたり、マスターと、たわいもないことを話したりして、時間をつぶしていました。
 
観光客である私は、こういう、ある意味、有名な店では、本当にノンビリすることはできません。
 
そのうち、私ともう一人のお客さんだけになりました、もうすっかり夕方ですからね。
 
で、マスターが、お客さんもいないので、どうぞ沢山写真を撮ってください、と声をかけてくれたので、店の中をあちこち歩き回り、写真を撮りまくりました。
 
下は、そのほんの一部です。
 
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散々、内部、そして、テラスからの外観を、写真におさめました。
 
席を立つとき、森の時計、と書かれたコースターをいただいてきました、記念にね。
 
森の時計を後にして、そのちょっと先にある、So's barなる酒場を見に行きました。
 
しばらく、森の中の小道を進みます。
 
 
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ほどなくして、森の中に埋もれるようにして、ひっそりとたたずむ、酒場、に到着しました。
 
このバーも、北の国から、の倉本さんが企画したとのことで、そのコンセプトは、愛煙家の隠れ家、とのこと。
 
私は、嫌煙家、なので場違いな人間ですね。
 
夕方なので、当然のことながら、営業していませんでした。 
 
ここも、入り口に、フクロウのオブジェが、置かれていました。
 
森の賢者、ということですかね、フクロウは。
 
 
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バーを後にして、一旦ホテルに戻り、部屋で、うるさいテレビを点けずに、静かにしていました。
 
日が落ちて、富良野西岳が、茜に染まる様子を、しばらく眺めていました。
 
そして、お目当ての、ホテル付属の温泉施設に行って、ゆっくりお湯に浸かりました。
 
ホテルの横に別棟として造られていて、外来者も利用できるものです。
 
今回の宿泊条件の中に、利用料も含まれていて、宿泊中は、何度でも利用できる権利がありましたが、行ったのは、一度だけでした。
 
さすがにリゾートホテルだけあって、設備はしっかりしたもので、雰囲気も、淡いピンクを基調とした内装で、温かく、優しい感じを演出していました。
 
浴槽は、そんなに巨大なものではなく、露天風呂も小さいものでしたが、人が少なかったので、快適そのものでした。
 
これで、混雑していたら、鬱陶しく感じたでしょうね、きっと。
 
とにかく、よくある温泉スパとは、大違いです(当たり前ですね、料金が違いすぎるから)。
 
リラックス出来る空間でしたね、気に入りました。
 
病みつきになりそうですが、北海道ですからね、残念です。
 
温泉を楽しんで、部屋に戻り、しばし、ベッドに大の字になっていましたが、ニングルテラスの夜景はどうだろう、と思い立ち、出かけてみることにしました。
 
夜景の写真は苦手なのですが、色々と工夫して、何とか撮ることが出来ました。
 
今回は、NikonD70Sを持って行ったので、結構重くて大変でした。
 
さすがに、閉店間近なので、人もまばらでした。
 
 
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次の朝、ホテルの部屋から見る、富良野西岳は素晴らしい眺めでした。
 
山の頂上付近には雪が残り、下るにつれて、新緑が鮮やかになるという、絶妙なコントラストには、感動しました。
 
ほんと、北国の春は、きれいで、絵になりますね。
 
面倒なので、載せませんでしたが、ホテルの横の桜がちょうど見頃で、この素晴らしい景色に、桜色の淡い彩りをくわえていて、本当に素晴らしい景色でした。 
 
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掲載したのは、ガラス窓越しに撮ったもので、ガラスの汚れが写り込んでいます。
 
このショット後、ホテルから出て、ホテルの前に広がるスキー場の中をあちこち移動して、かなりの枚数を撮影したのです、実は。
 
スキー場の片隅には、まだ、雪が溶け残っていました。
 
そして、朝食です。
 
バイキング形式で、和食と洋食が準備されていましたが、さすがホテルです、内容が豊富でした。
 
他の人もいるので、写真は撮りませんでしたが、とくに洋食関係は、さすが、ちゃんとしたホテルだけあって、前日まで泊まっていたビジネスホテルとは雲泥の差です。
 
充実してましたね、クロワッサンを始め、焼きたてのパンがとてもおいしかったです。
 
富良野牛乳とそのヨーグルトも、美味しかったな。
 
それと一番感心したことは、朝食会場の受付の女の子が、とてもかわいかったことです。
 
もし、20代だったら、何とかお友達になろうと、あくせくしただろうなあ、などと馬鹿げた妄想を巡らしたりして、勝手に楽しんでいました。
 
なんだか、気持ち悪いオヤジ、そのものですね(笑)。
 
朝食を終えて、部屋に戻り、出発の準備です。
 
続く。