感情的なタイトルで始まりました。
昨晩、砂時計、という映画を観てきました。
途中で、退出したくなりました。
モデル兼ピアニストの、女優の演技も酷いし、各エピソードが、1つのストーリーとして、調和していない印象を持ちました。
うた魂に出ていた女の子が、この作品でもヒロインを演じていましたが、それはそれで上手いのですが、なんだか、周りと調和せず、浮いていました。
助演の子たちの演技力不足かもしれませんし、演出の問題かもしれません。
結局、波の砕ける海岸のシーンしか、印象に残っていません。
大人気のコミックを映画化したとのことですが、原作は、オカルトチックな描写があったのでしょうか。
なんだか、全てがバラバラな映画でした。
ひとつ気が付いたことがあります。
ヒロインの女の子(夏帆)の歩き方が、おもしろいことです。
下半身を突き出し、行進するように、のっしのっしと、キッチリ歩くのです。
意識して歩いているのでしょうか、よく分かりませんが、うた魂のときも、面白い歩き方、と感じたことを思い出しました。
長編コミックを映画化するのは、大変な力量がいるのではないかと感じました。
読者のイメージが出来上がっているので、無茶なことは出来ないし、かといって、読者じゃない人にも、理解される必要があるし、苦しいとことじゃないかなあと、同情しました。
この映画、公開期間は、長くないでしょうね。
私個人としては、出雲空港や、島根県など、覚えのあるところの風景が出てきたので、懐かしかったところもありましたが。
島根県、鳥取県、あの地域は、なんだかホッとする雰囲気が、私には感じられます。
その近県で幼稚園まで育ったせいかもしれません。
あっ、忘れた。
砂時計をひっくり返して、ヒロインが、「過去が未来になったよ」、というセリフは、心にしみました。