続・三丁目の夕日

封切り初日の夜、見に行ってしまいました。

少し時間がたってから、なんて考えてましたが、体が言うことを効かず(笑)、仕事を速攻で仕上げ、映画館に、神風タクシーでした。

あっ、タクシーは使ってませんけどね。

ネタばれですけど、オープニングにゴジラの特撮を持ってきたところは、私としては、理解不能です。

でも、ゴジラ自体はすばらしい出来でした。次回は、ゴジラの特撮を監督にはお願いしたいものです。

続編は、全体に、当時のデパート食堂のお子様ランチ的で、昭和30年代を強調するあまり、色々なものを取り込みすぎた感じがします。

漫画的というか、喜劇的な要素も織り込んであって、面白味はあるのですが、どことなく未消化な感じがしました。

上手くストーリーと融合して無くて、それぞれのエピソードが浮いているという感じでしょうか。

でも、泣かせてくれるところは、キッチリ泣かせてくれました。

前作が昭和30代年ブームを起こすくらい大成功だったので、監督、スタッフ、皆さん力が入りすぎてしまったのかもしれません。

物語を、もう少し大切にして欲しかったなあ、と私は感じました。

昭和30年代を懐かしく思える人たちが、今、社会の中枢にいます。

そんなタイミングもあって、三丁目の夕日が注目されているんでしょうか。

昭和30年代を過ごした者としては、自分の少年時代が思い出されて、楽しい映画でした。

でも、もう、続編は、いらないでしょう。