ALWAYS三丁目の夕日のDVD、手に入れました。
最近、無性に見たくなって、ALWAYS三丁目の夕日のホームページを毎日のように覗いていました。
夜遅くまでやっているY電気で、見つけて、即購入しました。
そろそろ、テレビで放映するかな、と考えていたので、あえてDVDは買いませんでした。
家に帰って、夜中、ゆっくりと鑑賞しました。
いいですね、本当に、いい作品ですね。
人と人とのつながりを、丁寧に、優しさをもって描いているので、心穏やかにしてくれます。
私は、東京の下町で育ったので、自分の実体験と重ねて、三丁目の夕日を見ています。
友達のこと、町工場の活気、空き地での草野球、堤防から眺めた夕日に浮かび上がる東京タワー、毎日のように通った駄菓子屋など、懐かしい思い出が、心に浮かんできます。
つい先日、実家に帰りましたが、心の余裕がなく、要件だけを済まして、そそくさと帰ってきました。
人も代わり、多くのしがらみがあり、実家に行っても、決して居心地は良くありませんが、あの当時は、本当に毎日が楽しく、生き生きとしていられました。
あの素敵な日々を、取り戻せたらなどと、馬鹿なことを考えてしまいました。
私の住んでいたところは、決して裕福な地域ではありませんでしたが、みんな一生懸命に生きていました。
今だから、そう思えるんですが、大人達は、多くの悩みを抱えて、それでも、時代の活気に支えられて、頑張っていたんだと思います。
人は希望がなければ、生きられないのです。
格差社会への強引な変更は、子供の希望さえ摘み取ろうとしています。
子供が、生き生きと将来の希望を語れる国に戻って欲しい。
そんなことを考えてしまいました、この映画を見て。