試験の採点をしていて、ふと、思った。
入学試験を、国語(当然現代文のみ)だけでやったら、どうだろうか、と。
最近の答案を見ていると、筋道立てて、考え、それを記述するとことが、不得意な学生が増えている。
高校までの、受験教育の中で、不要な物は切り捨てられてきたため、まともに論述できないのだろう。
そういえば、最近の小学校は、作文の時間が少ないらしい。
国語力は、知性の成熟度と相関があると、私は考える。
だから、例え、理科系の学部であろうと、国語だけで試験しても、学生の学力をほとんど正確に評価できるのではないだろうか。
一度やってみたい、医学部の入試を国語だけで。
すごい、無茶な話だが。