出身者以外には、どうでもいい話

一時期は、野球を売り物にしていた、母校都立江戸川高校。

今年の春の大会も、よい結果を残せなかったようだ。

夏の大会は、始まったばかりだが、かなり厳しい戦いになるだろう。

高校は、基本的には、勉強するところだと、私は思う。

本末転倒してもらっては困る。

江戸高の公式ホームページをみても、とらえ所のない、何とも生ぬるい印象だ。

あの公式ホームページの江戸高のキャッチフレーズ、なんとかならないものか。

現役の生徒らは恥ずかしくないのか。幼稚園か、と勘違いしてしまう。

ホームページが全てではないことは分かるが、もうちょっと高校らしくしていただきたい。

ハッキリ言って、知性が感じられないのだ。

入学者の学力も、低迷しているが、この高校は、何をその特色として、やっていくのだろうか。

我々の頃にはなかった、運動会の御輿?など、新たな伝統づくりも結構だが、高校の本質とは関係ないと、私は思う。

もうちょっと、知性を磨く方向で、学校改革を進める必要性を痛切に感じる。

今、強引に進められている都立高校改革のなかで、江戸高は置き去りにされ、没落していくのではないかと、心配でならない。

旧6学区区では、まあまあの人気らしいが、それとて、過去の評判に依存していると思う。

指導力のある、江戸高を本気で愛してくれる、学校長が必要だ。

明確なビジョンを持たない都立高校は、これから先、消滅するだろう。

我々の頃も、生ぬるい雰囲気に満ちていたが、そんな負の伝統など切り捨てて、ハッキリとした方向性を打ち出し、生き残る高校であってほしい。

人気がある今のうちに、ぜひ、何かの手を打ってほしい。