セーラー服の町、米子

出張で鳥取県の米子に来ている。
本当に何もない町だ。
自動車を使って移動することが、ライフスタイルとなっているらしく、
郊外に大型店があり、そこですべてが事足りるとのこと。
道理で、街中がさびれてるはずだ。

街中を歩いていて気がついたことがある。
セーラー服の女子学生が多いことだ。多いなんてものじゃない。9割がたはセーラーだ。
東京では、私立の一部を除いて、セーラー服はずいぶん昔に死滅した。
山陰の、一地方都市で、セーラー服文化がこんなに保存されているとは思いもよらなかった。

よく見ると、セーラーの三本線(二本線もある)が、白、赤、エンジ、青と色とりどりで面白い。
学校ごとに、色が違うのだろう。それと、セーラーの襟の両側にに付いてる校章が、片方しかないのだ。
これはあまり見たことがない。娘の学校(私立校)もセーラー服だが、ちゃんと両側に校章が付いている。

JR線で一緒に乗り合わせたセーラーの女子高生は、みんな元気で生き生きしていた。
まあ、携帯を片時も離さないのは、どこも同じだが。