2014年3月8日、マレーシアのクアラルンプールから中国の北京に向かっていたマレーシア航空の定期旅客便(370便)が、タイランド湾上空で消息を絶ち、現在行方不明となっている事件(事故?)をご記憶だろうか。
以前、航空関係の記事で書いたように、私は大の飛行機好きであり、飛行機の遭難には特別な関心があるし、これまで発生した航空機事故の解析や事故調査報告書(ネットで閲覧可能なもの)についても読んできた。
ニッポン人は恐ろしいほど忘れっぽく、かつ、支配階層による情報操作が行き届いているので、この事件も、ほとんどのニッポン人には忘却の彼方、といったところだろう。
この事件には不可解な点が多すぎる。
米国は世界中の航空機(旅客機なら確実)の飛行を把握できる能力を備えているにもかかわらず、本件に関しては、明らかに消極的である。
そもそも本事案をテロリストの仕業と決めつけることには、相当な無理があるし、犯行声明すら出されていない、テロなら、ありえないことだ。
ごく最近、370便が北京行だということに何か意味があるのではないかと思いついた。
この便を北京、つまり中国に絶対に行かせたくない者がいたと考えると、すべての辻褄が合うように思えてくる。
オーストラリア近辺に墜落し、海底深く沈み、捜索は不可能、ともっともらしい説明で、この不可思議な事件の幕を引こうとしているが、多くの乗客と荷物が搭載されていたにもかかわらず、何一つ発見されていないという事実から、発見できない、いや、発見されないような工作がされたのではないかと考えるべきだ。
それとも、機体と乗客を隠す場所を用意できる超大国なら、他国の口を封じて、本件のような不可解な事案を演出することは可能だろう。
何百もの人を隠すのはリスクが高すぎるので、処分、されるのは確実だ。
国益とは、多くの場合、軍事機密、に関係するだろう。
370便に何かとてつもない秘密が隠されていて、それを、中国に運ばせたくなかった、という推論が一番妥当な気がするが、いかがか。
ふと、370便の遭難事件を思い出し、妄想を拡げてみたが、国家とは、これくらいの事件を平気でやってのけることだけは、心に留め置くべきだと思う、米国も中国も、そして、アホのニッポンもだ。
何かありそうだと考える方が自然だろう。