詐欺に踊るニッポン社会

お金の流れは、政治、が作り出す。
 
アホ政権は、インチキ経済政策で国民を詐欺にかけるべく、金融緩和、という古典的な手法で、ひたすら円を増発し、市場に膨大な額の円をばら撒いている、意図的なバブルを誘導し、好景気、を演出するためにだ。
 
私は経済音痴であるが、お金の健全な流れとは、あるところからないところにお金をまわすことだと確信している。
 
つまり、金持ちからお金をとって、貧乏人にまわすことで、社会が安定して、皆が安心して生活できるようになる、と考えるのだ。
 
貧乏人が潤えば、まわりまわって、金持ちも豊かになり、社会が安定するので、犯罪も減り、慎ましくも、等しく国民が満足のいく生活を保障されるようになると信じる。
 
ところがである、強欲な金持ちから金をとらず内部留保を保障し、いや、促進し、少しも社会還元させない政策をとる現政権では、国民の多くを奴隷扱いし、絞れるだけ搾り取れ、と国家が奨励しているように思えるのだ。
 
要は、自民党公明党支持層にお金を集約することで、権力を強化し、反自民や利権とは無関係な非富裕層を弱体化することで屈服させることが、現政権とそれを操る者たちの目指すところと考える。
 
いくらバブルを演出しても、強欲で、富の公平な分配など決して考えることのない支配階層であるから、この国の民は、富裕層があぶく銭で豊かになる一方で、貧乏人はますます疲弊し、困窮することになる。
 
アホ一味がいくら躍起になっても、ニッポンの金持ちが貧乏人のことなど奴隷扱いする現状では、決してお金の好循環など起きるはずもなく、金持ちはますます金持ちになるだけである。
 
富の公平な分配と、教育の無償化でしか、この国を活気づけることはできないと確信する。
 
支配階層は、富の公平な分配と、教育の無償化、を阻止するだろう、自分たちの権益が、才能ある貧乏人に侵される危険が大であるからだ。
 
金持ちから金をしっかり取って、それを原資に社会運営するという、当たり前の経済政策を実行しない限り、慎ましくも、すべての人が飢えることなく、平等な教育を受けて、その才覚に応じた働き場所を得て、安心して生活できる成熟した、穏やかな社会など実現するはずがない。
 
アホ一味が繰り返す、世界一、とか、競争に勝ち抜く、という勇ましい言葉は、民族主義を煽ることで、選挙にも行かず、民主主義を理解できない多くの大バカなニッポン人のプライドをくすぐるには十分かもしれないが、一体、どこまで競争して、誰に勝ち、その結果として敗者を支配することで、何を得ようとしているのだろうか。
 
アホの言葉には、他人への思いやりの欠片も感じることができない。
 
断言する、アホ一味が権力を握っている限り、日本経済は破綻し、社会は荒廃するだろうと。
 
何度も繰り返しているが、アホは武器を売ってひと儲けし、世界中に戦争をばら撒いて歩き、ついでに米国のおこぼれを頂戴するという、卑しい国に、このニッポンを作り変えたいのである、平和憲法を破壊して。