Nコン 高等学校の部を聴く

昨日(10月11日)、NHKホールに、Nコン全国コンクール(高等学校の部)を聴きに行きました。
 
高校生の部ですから、技術的にも優れていて、堂々たる演奏です。
 
順位をつけたりすることには、合唱を楽しむという観点からは、意味のないことです。
 
何とかサウンド、何とかトーン、などと大それたタイトルをつけて大げさに構える合唱は、たとえ上手だとしても、私は好きになれません。
 
優秀校の醸し出す雰囲気意を過大に取り立てて騒ぐのはいかがなものか、と思います、個人的には。
 
Nコンですが、以前から私の心の中に、なんとなくスッキリしないものがあり、それは非の打ちどころのない演奏をする学校が高い評価をもらう傾向が強くなった、と感じていたからです。
 
確かに、音楽的にも高度に洗練された演奏は心地よいのですが、個性、が感じられないのです。
 
学校の特色を堂々と前面に押し出し、かつ、聴衆の心をつかむ演奏をする学校がありますが、どうも評価が高くないように感じていました。
 
多くの団員を抱えて、よい環境を持ち、練習方法などシステムが確立していて、かつ、学校の入学難度も高く、合唱以外のことも(勉強など)熱心に取り組む生徒の多い優良校の演奏に感銘を受けながらも、心から感動ができない状況が続いていました。
 
で、今年ですが、音楽的には基本に忠実なのは当たり前として、小奇麗な演奏をする学校ではなく、個性的な演奏をする学校が高い評価を受けた、と感じました。
 
私としては、ホットした結果でした。
 
個人的な感想ですが、金賞だった幕張総合の演奏は(自由曲)は、大変個性的?に感じました、審査基準が大幅に変わったのでしょうかね。
 
ちょっと嫌味なことを書きましたが、素晴らしい演奏にどっぷりつかることができたことに心より感謝します、そして、お疲れ様でした、みなさん!
 
追記:
 
終了後、井ノ頭通り富ヶ谷の交差点から代々木上原方面にテクテク歩き、お気に入りの洋菓子店(*印)でお土産を購入して帰宅しました、ケーキが残り少なく、チョイスの幅が狭かったのがちょっと残念でしたけどね。
 
以下の写真:富ヶ谷の交差点から代々木上原方面を望む
 
イメージ 1
 
ここのお店は、入り口に冷やしたレモン水が用意してあって、無料でのどを潤すことができるのです、いい感じですよ、よそでもそんなサービスをしているお店はありますけどね。
 
なぜか、お店の写真を撮っていないのです、興味のある方は、検索してみてください、ヒントは*です。