極刑を希望する

本当に久しぶりに、子供の虐待、に関する痛ましい記事を引用する。
 
再婚相手の連れ子に暴力をふるい、虐待を重ねたあげく、死を強要するなどという、人でなしによる、殺人、と私は断じる。
 
記事は、アベが強行する国粋主義国家主義の宣伝媒体である、インチキマスゴミ産経新聞ではあるが、この際致し方ない。
 
以前にも記事にしたが、確かに、子供の虐待に関しては、実の親、による場合が多いことは承知しているが、今回の人殺しのように、内縁関係や、連れ子、などといった、子供への愛情が微塵もない同居人がいる場合、虐待のリスクは極めて高いと考えるべきだろう。
 
社会は、学校は、そして公は、こういう危険な環境に置かれている子供に特別な監視を行うべきと私は主張してきた。
 
いや、こういう異常性のある人間と、国の宝である無垢な子供を同居させるなど、あってはならないことであり、国家がその責任において一生面倒を見るべきである。
 
14歳の男子が追い込まれ、自殺を選択する、などという、あまりに絶望的で、救いのない家庭環境であるという兆候はあったはずで、それを見て見ぬふりをした社会が、ろくでなしの父親?と同じく、この少年の命を奪ったと考えるべきだ。
 
少子化問題少子化担当大臣などと大騒ぎする一方で、国家主義、を目途とする自民党は、子供は親に付き従うべきという封建的な思想にどっぷりつかっていることから、子供の人権、子供の保護には、きわめて消極的だ。
 
自民党公明党、そして、その別働隊である維新など、国家主義、を目指す政党が幅をきかす日本社会では、子供の虐待問題が解決されることは決してないと断言する。
 
こういう人殺しと、何の罪もない子供を同居させるなど、正気の沙汰、とは思えない。
 
異常者と生活することを強要される子供をなんとしても救い出す手段を作るべきである、原発の再稼働や、公共事業といいながら、支援母体の土建屋に莫大なお金を流したり、軍事オタクが大好きな高価な武器を次々買ったり、アベの目指すところは、日本の礎となる子供には少しも向いていない。
 
早急に、アベ、を排除し、国民主権を実現し(未だ未達成)、すべての子供に、等しく、希望の持てる社会を構築する必要がある。
 
利権側の人間の子供や金持ちの子供のために、この社会があるのではない。
 
東京都教育委員会は、金持ちのための都立高校(進学指導重点校や都立中高一貫校、国際と冠する文明開化期かと錯覚させられるような植民地根性丸出しの高校など)を整備することに踏み出してしまったが、その火付け役だった石原という生命体の思想性は、差別と選民思想、だったことは周知の事実だ。
 
こういう正体不明な生命体を喜ぶ社会など、健全であるはずがないし、子供の虐待など、オリンピックの陰に追いやられてしまい、何の有効な対策もなされないどころか、社会保障費の大幅削減で、さらにひどい状況になっているのではなかろうか。
 
 記事の引用、ここから。
 


 

「24時間以内に死んでくれ」傷害容疑で逮捕の父親、自殺直前、中2長男に迫る

産経新聞 8月1日(金)13時57分配信
 東京都西東京市で自殺した中学2年の長男(14)が父親から暴行されていた事件で、傷害容疑で逮捕された父親の村山彰容疑者(41)が、自殺前に行った暴行の直後、長男に「24時間以内に首でもつって死んでくれ」と迫っていたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁田無署は長男が自殺するきっかけになった可能性があるとみて詳しい経緯を調べる。

 同署によると、長男は7月29日午後1~2時ごろ、都営アパートの自宅で、村山容疑者から顔や腹を殴られるなどし、翌30日午前8時50分ごろに首をつって自殺しているのが見つかった。村山容疑者から事情を聴いたところ、この暴行の直後に「死んでくれ」などと迫っていたことを認めたという。

 同居する母親は「3~4年前から暴行が始まり、今年6月ごろから激しくなった」と説明。長男の中学校の担任は今年と昨年の2回、長男の顔のあざに気づいて事情を聴き、暴行を受けていることを把握したが、児童相談所への通告などはしなかった。

 村山容疑者は6月中旬、中学校に「体調が悪いので休ませる」などと連絡。長男は同月13日から登校しなくなっていたといい、同署は村山容疑者が虐待の発覚を免れようと長男を休学させ、暴行をエスカレートさせていったとみて詳しい経緯を調べている。

 同署は1日、村山容疑者を送検した。
 
最終更新:8月1日(金)15時16分