土曜日の雑感

巷では、アベを援護射撃すべく、マスゴミを総動員して、好景気、を演出し、サンケイ関連のメディアでは、大増益、と、アベの何とか、という国家主導のマネーゲームを大絶賛する始末だ。
 
で、サンケイ、の記事によると、勝ち組企業と負け組企業があるそうだが、勝ち組のトップは、すべて三菱関連の企業である(三菱重工三菱商事など)。
 
ご存じの方が多いと思うが、アベと三菱との結びつきは、尋常ではなく、三菱の指令でアベは動いている、としか思えないほどだ。
 
原発を売りたくてうずうずしているのも、三菱グループ、である。
 
アベ自体、三菱がやっている大学を卒業しているし、アベの親族は、三菱商事、で重要なポストにいる。
 
そんなわけで、アベの何とか、というインチキ経済政策は、ニッポンの実質的な支配者、支配階層へ、マネーゲーム(高株価と円安誘導)によって、金を流し込むという点においては、大成功だったようだ。
 
株価操作や円安誘導に、どれだけの国費が使われたのだろうか、恐ろしい限りである。
 
一般庶民には何の見返りもなく、実質的な支配階層だけが肥え太る政策と極端な格差社会、それがニッポンの現実だが、アホ国民の多くが、この見え透いたカラクリに無関心で、無抵抗である。
 
子供の6人に1人が、何らかの就学支援をうけているという、OECD加盟国でも最悪に近い、子供の貧困、に有効な政策を打つことなく、愛国教育(天皇陛下万歳を叫び、命を捧げる教育)と、支配階層に絶対的に有利な教育環境の構築、いや、すでにそうなっているが、を強力に推進する、、国粋主義政権、がアベ自民党の正体だろう。
 
国民、とくに、未来ある子供に、放射能核兵器、もしかしたら、徴兵制、しか残せない政権が、アベ一味による超国粋主義政権である。
 
繰り返しになるが、ナチス政権下、ヒットラーを除いて、その最重要ポストに就いていた者の末裔が、ドイツの現政権の長に君臨しているだろうか?
 
そんなあり得ない状況が、このニッポンという東洋の、核武装で一等国にあこがれ続ける幼児国家においては、驚くべきことに、2度も、実現してしまうというていたらくである。
 
よほど国民がアホとしか判じざるを得ない。
 
心配なのは、子供たちである、せめて、教育に関しては無償か、返済義務のない奨学金の充実を早急に図るべきである。
 
一体この国のどこが、一等国たる品格を備えていると言えるのだろうか、国家の担い手を、経済力、によって選別し、貧困の中に封じ込め、さらに悪いことに、米国と同じく、貧困から少しだけ逃れるためには、命をかけなければならない(軍人になる)、という歪みきった軍事国家、軍国主義の再興を企む国家を。