そんなに核武装したいのか

読売新聞より引用。
 
人類にとって、一つ間違えば全滅の危機さえある最悪の危険物であり、兵器級プルトニュウム製造装置である、もんじゅ、を稼働するため、フランスを担ぎ出すことによって、国際的な核兵器製造疑惑を欺き、合法的に核開発を進めようとする、アベ一味の計略がいよいよ本格始動する。
 
もんじゅ、はエネルギー問題ではなく、安全保障問題、つまり、核武装への布石であることは明白であり、長期間にわたって、血税をどぶに捨てても、決してあきらめようとしない支配階層の執念が、それを証明している。
 
論理や倫理では、もんじゅ、は存在不要なわけで、力の理論、軍事という視点からなら、是が非でも、国民の犠牲を払っても、維持継続したいのだろう。
 
福島原発事故によって、アホなニッポン人は、やっとその破滅的な危険性を認識することとなったが、のど元過ぎれば何とかで、今なお進行中の悲劇を顧みることなく、あえて忘却し、核を熱望する、アベという軍国主義者の暴走を容認し、原発再稼働を受け入れようとしている。
 
このブログで繰り返しているが、原発とは核兵器と同義語であり、原発を維持する目的は電力などではなく、核兵器製造準備に他ならないのだ。
 
ニッポン人とは、金のことしか頭になく、本当に懲りない、哲学のない民族だと、私は思う。
 
インチキ新聞や、歪んだ国粋主義受けする記事を垂れ流す情報会社の、反中国、反韓国記事に憤慨する一方で、自国で強行される犯罪的な政治・経済政策には一切無関心でいるという、なんともあきれた国民である。
 
政府、支配階層が、一般国民を棄民し、売国によって、懐を潤そうとしている現実を、何とも感じない、無痛の国民、それが現代のニッポン人である。
 
そういう浅薄な民族だからこそ、神代の時代の神話を利用して、明治期にあまた創作された、伝統や古来から続く制度や儀式、にすがりつき、自己の美化、自己正当化、自己満足しようとしているのだろう。
 
なんとしても、もんじゅ、は廃止しなくてはならない、日本人(ニッポン人ではない!)、そして、人類の未来のために。
 
記事の引用、ここから。

 

日仏、高速炉研究を推進…仏計画に日本技術協力

読売新聞 4月29日(火)8時47分配信
 日仏両政府が、安倍首相の訪仏に合わせ、次世代の原子炉である「高速炉」に関する共同研究の推進で正式合意することがわかった。

合意文書は、高レベル放射性廃棄物を減らすことに主眼を置いたフランスの高速炉開発計画に、日本が技術協力することが柱だ。共同研究では、日本の高速増殖炉もんじゅ」(福井県)による試験が求められており、政府は運転再開に向けた準備を本格化させる。

合意文書は、文部科学省資源エネルギー庁、フランスの原子力代替エネルギー庁の日仏3省庁の代表者が署名する予定。5月5日に予定される首相とオランド仏大統領の首脳会談でも合意文書を再確認する運びだ。首相は4月29日から、フランスをはじめ、ドイツ、英国、ベルギーなど欧州6か国を歴訪するため、羽田空港から政府専用機で出発する。
 
最終更新:4月29日(火)8時47分