国家主義を復古させ、右翼、に見せかけた極悪利権社会を目指すアベとその不愉快な仲間

 日本国民を不幸のどん底へ突き落とし、国家主義、によって民主化を抹殺すべく、自民とその別働隊であるインチキ政党の維新とみんなは、頭を使わない大多数のバカ国民には議論と説明は不要とばかりに、憲法改正による旧体制(国体を奉り、国民は命を差し出して、奉公する)の復活を強行するつもりのようだ。
 
性を売り物にする、小便臭い少女歌劇団や、腹黒い性悪芸人のバカ番組にうつつを抜かしている間に、利権組織は、民主化を完全に叩き潰す行動に出ようとしている。
 
憲法改正には多くの議論が必要であるが、利権組織は面倒なことは無視し、手っ取り早く憲法改悪を実現するために、改正手続き簡単にすることを強行しようとしている。
 
憲法96条の改正により、過半数の議員の賛成で、憲法を自由に改正できるようになることから(現行は3分の2)、アベとその不愉快な仲間は、数にものを言わせて、自分たちの利権維持と米国への隷属にために、憲法を書き換え、民主化に終止符を打とうとしている。
 
つまり、全体主義的、国家主義的、軍国主義国家の再興である。
 
恐ろしい限りである。
 
私はこの国の人たちに絶望している、自民党の思惑通りに操られ、自殺に等しい選択をするだろう。
 
そういう風に教育されてきたのだから、愚民化政策と情報操作による洗脳で。
 
毎度毎度で申し訳ないが、関連記事を、植草氏のブログより引用する。
 
 
引用、ここから。
 

2013年4月24日 (水)

自由が危ない「自民党憲法改正草案の危険」

護士で山梨学院大学法科大学院教授を兼務され、NPJ(News for the People in Japan)代表を務められている梓澤和幸氏が4月24日、午後6時から、国分寺労政会館で開催される憲法学習会で講演をされる。

国分寺革新懇第12回総会記念講演で、

「自由が危ない!!国防軍だけじゃない
 自民党憲法改正草案の危険」

と題して講演をされる。

http://uekusak.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2013/04/24/022413.jpg


梓澤和幸氏のホームページから紹介文を転載させていただく。

「マスメデイアには改憲といえば、改憲発議要件を3分の2から2分の1とすることについての賛否しか載らない。
 
しかし自民党改憲草案には自由を抑圧する苛酷な内容が記載されている。
 
この内容を人々が知らなければ、国民主権と民主主義は危殆に瀕する。
 
改憲と自由に焦点をあてた勉強会に参加されたし。国分寺の開催だがどこからでも。
 
IWJ
のネットテレビでは当日全部を実況中継してくださる。
 
全国的に火ぶたを切る集会としたい。

梓澤和幸」
 
7月21日が投開票日になるだろうと予想されている第23回参議院通常選挙の争点を私は“3+1+1”と表現している。

原発辺野古・TPP

消費税大増税

である。

この五つの争点について、安倍政権は既定事実化を図りつつ、同時に争点化しない画策を展開している。

2月28日の原発再稼働宣言、3月15日のTPP交渉参加表明、3月22日の辺野古埋め立て申請を選挙から離れた日程で明確にしてしまい、選挙までは論議の深掘りを封印する作戦を展開している。

消費税大増税は8月発表のGDP統計を見て9月、10月に判断との段取りだが、これについては6月末に実施先送りを示す可能性がある。

支持率を見ての判断ということになろう。

日本の根幹を定める憲法問題については、96条改正だけが提示されている。

96条とは憲法改正要件を定めた条文で、現行規定では、衆参両院で3分の2以上の賛成を得なければ憲法改正を発議できないとされている。

憲法改正のハードルは高いので、安倍政権はこのハードルを下げようとしている。

安倍政権が用意している恐るべき憲法草案を実現するには、これではハードルが高いとの判断があるのだろう。

96条の改正を先行させ、これが実現したら、衆参の過半数勢力の賛同を得て、憲法の内容を変える改正発議を行なおうとしているのだろう。

しかし、もし憲法の内容の改正を実現できた場合には、今度はこの憲法を再改正されないことを画策するだろう。

今度は憲法改正の発議要件を厳しくする再改正を提案するのではないか。
 
私たちが気をつけなければならないことは、今年の夏の参院選が終わると、丸3年間、国政選挙のない空白期が生まれる可能性があることだ。

初めは96条改正だけが強調されるかも知れないが、96条改正は目的ではなく手段である。憲法本体を改変するために96条改正が掲げられているのだ。

96条改正が実現したその瞬間から、羊の仮面が消えて狼の本性が姿を現すことになる。

その狼の本性は隠されていない。すでに、『自民党憲法改正草案』として、公衆の面前ではないが、ネット上の片隅にはっきりと姿を現している。
 
その根幹は、

人権抑制・国権強化・戦争体制確立

である。

最大の特徴は、主権者が国家権力を抑制するとの立憲主義の大原則が棄て去られていることだ。

つまり、国民の権利と自由を守るために国家権力の暴走を防ぐために憲法を定め、国家の権力、統治のあり方を憲法の制約下に置くという、「立憲主義」の根本思想が排除されるのである。

自民党憲法改正草案は主権者が国家権力を縛るためのものではなく、国家権力が人民を抑制するための基本法なのである。
 
憲法についてさまざまな論議があるのは事実だ。その論議を妨げる必要はない。

しかし、憲法は国の基本法であり、立憲主義の原則を踏まえれば、永久不可侵の人民の権利を守り、国家を暴走させないために権力の活動を憲法の制約下に置くことが必要不可欠である。

この視点を踏み外すことなく憲法問題を論じなければならない。

現在の流れで何よりも危険なことは、国民的な論議が十分に行われていないなかで、憲法改正のハードルが引下げられ、国民論議なしに憲法改正が強行されることである。

次期参院選に向けて日本のすべての主権者がこの点についての認識を明確にしておかなければ、取り返しのつかない事態が生じないとは言い切れない。

梓澤和幸氏は「全国的に火ぶたを切る集会としたい」との意欲を示されている。直前の紹介になってしまったが、参加可能な市民はひとりでも多く集会に足を運んでいただきたい。