劇場版相棒、やるもんだ

 
劇場版相棒の最新作を昨晩見た。金融危機、国家経済破綻がテーマとは、今のニッポンの近い未来を予見しているかのようだ。あの映画そしてTVドラマは、ニッポンの闇を、時として描き出している。最近、預金をおいそれとは引き出せなくなっているが、これは、お金のフローを国家が管理する、統制経済、ではないのか?つまり、国家経済破綻、が現実味を帯びつつあるのではないのか、政府や官僚は、セキュリティー強化で預貯金を保護するため、と言っているが、とても信じることは出来ない。世界経済が、統制経済、に傾きつつある現実を、ニッポンのマスゴミは一切報道しない。つい最近、キプロスは国民がお金を引き出せない、という状況に陥りかかったではないか。単にキプロスに限定した問題ではなく、経済はすべて繋がっているのだから。ユーロ危機がいとも簡単に日本を襲う。米国による世界の富の収奪は、最終局面に入っているかもしれない、それも、最悪の。
 
進学指導重点校と都立中高一貫校の入学者に親の所得制限を設けてみるのはどうか?小さいときから塾でトレーニングを積み、受験に適応した子供を集めるのでは、これら都立進学予備校ご自慢の優秀な教員の実力が分からない。これら受験特化型の学校は、経済的に余裕のある者でなくては入学できない現状を一向に改める様子はない。教員の実力がばれるのが怖いのか?ぜひやっていただきたい、所得制限を。見せて見ろ、お前らの教育力とやらを。さもなくば、これらの学校は私立化せよ、受益者負担にせよ、大方は金持ちなのだから。
 
ああ、やってしまった、思いつき、自己中パフォーマンス。長島と松井が国民栄誉賞を同時受賞とは。長島は、CIAの手先としてスポーツで愚民化を達成した読売所属だから、いつかはご褒美をもらうだろうと思っていたが、松井が受賞する理由がよく分からない、というか、無理矢理こじつけたのか、師弟愛、がその受賞理由とは、全く理解不能だ。あの賞は、多分に恣意的で、時の為政者の自己宣伝に使われる危険がある。アベらしいじゃないか、格好つけても、やることが自己中でトンチンカン、周りの意見を聞かず、お友達で固めたプレールームでお山の大将ごっこだ。さぞ気持ちがいいことだろう、自分で自分に満点を付けているのだからな、あの御仁は。あの者の最大の問題は、岸信介の孫という点だ。中国が仲良くしてくれるはずがない。ということは、日本経済は立ちゆかないということだ。ああ、最悪が続くニッポンの首相。