原発事故は終わっていない(小出さんのコメント)

久しぶりに、小出さんのコメントを転載します、じっくりお聞きください、小出さんの心の叫びを。
 
人類史上最悪の、福島第1原発事故など、なかったことにしようとする自民党が政権をとりました。
 
自民党は、予想通りに、多くの国民の願いを踏みつぶし、たった2割しかいない利権側の人間の利益のために、早々と、原発の新設と再稼働をぶちあげました。
 
悪魔です、ヤツらは。
 
新たに発足した原子力規制委員会ですが、そのメンバーは、小出さんが指摘しているように、バリバリの原子力推進派、原子力ムラの中核にいた人物ばかりです、彼らには決して規制などできない、自己批判するほど心が清い人間など一人もいません。
 
とくに、委員の一人である、中村佳代子氏は、多数の東大合格者を出していた頃の日比谷高校の出身であり、この高校とその卒業者の思想性、そして社会での位置づけが、なんともピッタリで分かりやすいです。
 
中村氏の人生は、同時期に開成高校に在籍していた小出さんとは、あまりに対照的です。 
 
以前記事にしましたが、開成高校では、小出さんの講演会を、同校内で、3回も開催しています、学校の哲学、思想性のあまりの違いに、都立高校がいかに陳腐であるか分かります。
 
いくら日比谷高校に東大に合格する子供を集めても、思想性では、開成高校に圧倒されているのです。
 
イシハラと都教委が、日比谷高校の東大合格者を増やすことに必死だった理由も、中村氏のような、利権側に都合のいい人間を増産したいからでしょう。
 
我欲人間の巣、エセ右翼都市の東京都らしく、都立高校を利用した国家主義教育です、彼らの目指すところは。
 
そして、その悪政は、ごう慢なイノセに受け継がれてしまいました。
 
転載、ここから。