時事公論で原発推進を主張し、国民に脅しをかけるNHK

9月14日(金)のNHK時事公論で、凄まじいこじつけによって、米国の都合を最優先にした原発推進を、堂々と主張する解説委員が登場した。
 
解説委員は、頭の薄いオヤジで、名前は失念したが、米国の極右で戦争屋のアーミテージの身勝手な主張、つまり、日本が米国に隷属するのは当たり前、という植民地政策を支持し、米国のご機嫌を損ねると、中国にやられますよ、大変なことになりますよ、という、脅し、を平気な顔で語っていた。
 
原発推進政策をとる米国の使い勝手のいい奴隷がニッポンであり、自国では危険な原発など造らないで、米国の原発製造会社を日本の企業に買収させ、金だけを出させて、米国以外の国に、原発を輸出しようという、米国がニッポンから金を巻き上げ、かつ、小間使いとして汚い仕事をさせるという、いつもの手口を、このハゲの解説委員氏は、ニッポンにとって最重要かつ最優先すべきことと、宣った。
 
面白いのは、このハゲ、原発推進の屁理屈を述べ立てるために、安全保障問題、民主党という泥船の体たらく、石原の暴走によってこじれた日中関係、経済問題等々、原発推進の言い訳に使えそうなことをあちこちから適当にピックアップして、10分という放送時間内に収まるように、一見論旨が通るかのように、作文していた点だ。
 
私に言わせれば、米国のご機嫌を取らねばニッポンの生きる道はないから、米国の命令通りに、原発を推進すべき、という売国発言そのものである。
 
 
さらに最悪なのは、このハゲ、国民の意思を、国家の都合で、いや、利権組織の都合でと言った方が適当であるが、無視してもかまわない、という熊本県知事の民主主義を完全否定した発言を引用し、原発廃止政策を、バカな国民に迎合した愚策であると決めつけた。
 
どこまで国民を愚弄すれば気が済むのか、たかがテレビ屋の分際で、何を偉そうなことを述べ立てるのか、NHKに、国民の意見を握りつぶす権利などない。
 
NHKは、相も変わらず、原発がなければ電力不足になり、電気料金が高騰し、戦争が起これば燃料の石油の輸入ができない等と、あらゆるネガティブな要素を並べ立てて、経済危機が来る、中国と韓国が攻めてくる、という脅しを繰り返すのみである。
 
原発を推進することで、莫大な無駄金が使われ続けること、人類は放射性廃棄物を無毒化する能力を持たないこと、そして、もう一度、福島と同じ規模の事故が起これば、この国は終わりになることなど、全く意に介していないような態度である。
 
これほどまでに非論理的な原子力政策をごり押しする理由は、核武装準備、いや、すでに保有している可能性があるが、のためである。
 
東京都の石原が表向きの旗頭であるが(実際は絞首刑を免れた戦争犯罪人の流れをくむ者達と極右の高級官僚)、核武装して、周辺国を恫喝し、アジアに君臨し、世界の一等国となることが、この国の支配階層が最優先とする政策なのである。
 
であるから、もんじゅ、という人類史上最悪な粗大ゴミで、超危険な核爆弾を、絶対に止めにしないのである、核兵器級の超高純度プルトニュウム製造装置であるからだ、もんじゅの正体は。
 
発電など、もんじゅ、は無関係であることを国民は知るべきである、人類には対応不能の可能性が大きい破滅的な事故のリスクを冒して、少しの間でも稼働させることで、核兵器材料の生産を完結することが真の支配階層の悲願なのである。
 
もんじゅという高速増殖炉には、国民の生命財産、いや、人類全体の生命の危機さえ想定されるリスクがあるにも関わらず、悪魔的な思想のもと、原爆に見せられた悪魔が、平和利用、という大ウソをつきながら、強行しているのが、この頭がおかしい国、ニッポンである。
 
命名に関わった坊主は、警告を発する良心的な科学者の声に耳を傾けることもなく、もんじゅの正体など、少しも理解していなかったのだろう、所詮利権側の卑しい人間なのである、成仏できないだろう。
 
私は、ニッポンの仏教、ニッポンの坊主を少しも信じていないのである。
 
こんな国民を蔑ろにする放送局に金をむしり取られるニッポン社会とは、異常、であり、国民は飼い慣らされ、洗脳が行き届いているために、何の疑問を呈さず、AKBや大阪維新というインチキ政治結社にうつつを抜かす体たらくである。
 
心底、救いのない社会である。