Nコン東京都コンクール本選

8月6日に、Nコン東京都コンクール本選(中学校の部)、に行ってきました。
 
文京区役所内にあるシビックホールが会場です。
 
あそこは上に展望台があり、眺めがよくって、しかも、タダですから、楽しめますよ。
 
スカイツリーもよく見えます、以下に、今回撮った写真を掲載しますが、ガラス越しだったので、少し変です、悪しからず。
 
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で、肝心のコンクールですが、課題曲の、ファイト、の演奏が、学校ごとに千差万別で、面白く聴かせてもらいました。
 
自由曲の出来は、どこの学校も素晴らしいのですが、課題曲も同じように演奏できないのかなあ、と少し残念な学校がありました。
 
今年の課題曲は、難しいようですね、演奏を聴いている限りでは。
 
すべての演奏が終わって、審査結果の発表を待たずに、サッサと帰ってきたのですが、金賞校は予想通りの結果でした、まさにドンピシャです。
 
小金井市立緑中学校の演奏がいい感じでしたが、銀賞だったようですね。
 
金賞校には共通点があるなあ、と演奏を聴きながらハッキリと分かりました。
 
その共通点とは、声が大きく、言葉が明瞭で、聴衆に訴えかける力がある、ということです。
 
当たり前と言えば、それまでですが、とくに、声が大きい、というのはやっぱり音楽である以上、必須なんでしょうね、音楽性云々よりは。
 
例えば、以前は、音楽的には問題なかったのですが(楽譜の指定通りに演奏できるという意味)、なぜだが元気がなく、演奏も気がつかないうちに終わっていた豊島岡でしたが、このところ、どうしたことか、元気な演奏に変身しました。
 
こういう元気な合唱、訴える力のある合唱、を実現できるということは、音楽性は当然として、何か、付加価値というか、試みが行われているのでしょうね、そんな印象です。
 
おっと、忘れるところだった、町田市立鶴川二中の元気あふれる演奏は健在で、あの少々突っ込み気味の演奏はとても個性的ですね、指導する先生も体全体で音楽を表現しようと奮闘されているのが分かりました、指揮の様子から。
 
でも、心配です、鶴二の演奏は、好き嫌いがハッキリ分かれそうで、今後のコンクールの行方が気になります、ガンバレ鶴二!。
 
こういう審査基準というか評価の傾向は、少々クセのある(個性的と言うこと)大妻中野なんかにフィットしているなあ、と感じました。
 
実際、大妻中野は金賞となりましたね、とてもいい演奏でした。
 
舞台狭しと、ぞろぞろ沢山の部員が登場する学校がある反面(部活が強制になっているようです)、十数人で元気な音を響かせていた学校もあり、本当に色々な演奏、曲の解釈があって、楽しく聴くことが出来ました。