隠し続けた現実、それも半永久的に解決不能な

これまでさんざん指摘されてきた事実を、また、ほんのちょっとだけ小出しにしてきた東電。
 
以下の記事をお読みいただきたい。
 
端的に言うと、人間ではどうすることもできないのだ、なぜなら、相手が放射線(能)だからである。
 
これが化学物質や物理的な防御が可能なものなら(例えば銃弾や砲弾など)、人類は、対応する手段を持つが、こと放射能に関しては、どうすることもできないのだ、我々は。
 
できることは、自分から遠ざけ、ソッとしておくことだけなのだ。
 
松本という、東電のスポークスマンは、ロボットに作業させる、と言っているが、ロボットさえ、高レベルの放射能に曝されれば、故障することを知らないのだろうか。
 
どんなロボットを我々人類は持っているというのか、まさか、ガンダム、でも開発するつもりか?
 
彼らは十分承知している、手出しすることなど、全くできないことを。
 
それでも、安全宣言を出した、野田という男の無責任、無痛、無知には、呆れるばかりだ、いや、こんな人間が総理大臣をやっている現状が、まるで夢物語のようである、まさに、悪夢、そのものである。
 
引用、ここから。
 


 
福島第一1号機、建屋内で過去最大の線量計
 
読売新聞 6月27日(水)20時37分配信
 
 東京電力は27日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋地下で、建屋内では過去最大の放射線量となる毎時1万300ミリ・シーベルトを計測したと発表した。

 作業員の年間被曝(ひばく)限度である50ミリ・シーベルトにわずか約20秒で達し、約6分で嘔吐(おうと)などの急性症状が出る。廃炉に向け、建屋地下では汚染水の漏えい場所の特定や修復が必要だが、東電は「作業員が入れるレベルではなく、ロボットを使った難しい作業になる」と話す。

 計測は、配管が通る1階の貫通口から内視鏡線量計を入れて実施。地下階には、格納容器下部の「圧力抑制室」があるが、カメラでは損傷は確認できなかった。汚染水の深さは約5メートルで、線量は地下階に入った段階で約30倍の毎時625ミリ・シーベルトにはね上がり、汚染水の水面近くで最高を記録した。2、3号機の建屋地下階の10倍以上の線量になる。東電は「1号機は炉心損傷が最も深刻で、放射性物質が地下に多く流れ込んだ」と分析する。
最終更新:6月27日(水)23時3分