ついに馬脚を現したな、大阪維新の会よ

あまりに呆れて、開いた口がふさがらない。
 
きっと、よだれが滴り落ちていることだろう、私の口から。
 
以下の引用記事をお読みいただきたい。
 
橋下率いる、大阪維新の会の市議団は、客観的な裏付けや十分な検証なしに、自分たちの信じる偏向的な価値観や身勝手な理論を強引に当てはめて、発達障害は愛情の欠如が原因として、発達障害の子供を持つ親や家族を、愛情を欠いたダメ人間と決めつけ、愛情の注ぎ方を指導してやる、という傲慢不遜な法案を議会に提出しようとした。
 
この時代に、まるで、魔女狩り、のような法案を平気で起草する、その傲慢さ、度を超えた偏見と無知には、驚愕する。
 
大阪維新の会の市議団は、無学、無痛、無分別、無経験、無能、であることを自ら証明したわけだ。
 
橋下が匂わせる、国家主義的、あるいは、国粋主義的な言動からは、決して日本を、そして、様々な利権からの搾取にめげず、一生懸命生きている庶民への思いやりや共感といったものを感じ取ることができなかったが、それもそのはずである、東京の石原が懐かしむような、戦前の封建的な社会制度に基礎を置いた国家主義国粋主義復権が、大阪維新の会、の最終目標だったからだ。
 
どかん、と花火を打ち上げておいて、様子を見て、批判が多ければ、そそくさと引っ込める、あるいは、妥協する、という子供じみた手法は、まさに橋下流であり、本当に危険極まりない、下品な政治屋集団である。
 
こんな危うい集団の塾?に入りたがる野心家が大勢いるようだが、ろくなことにはならないだろう、その厚顔無恥な姿勢からして。
 
橋下という威勢のいい煽動者と国家主義を愛好する大バカからなる、大阪維新の会、そして、そのシンパのみんなの党には最大限の注意が必要であるが、私は、頭を使わないように洗脳された多くの国民が、小泉純一郎のときと同じく、乗せられ、踊り狂い、あげく、すべてが破壊されるのではないかと予想している。
 
引用、ここから。
 

大阪維新の会>家庭教育支援条例案を白紙撤回 抗議受け

毎日新聞 5月7日(月)22時10分配信
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申し入れに訪れた保護者団体の代表に頭を下げて謝罪する「大阪維新の会」の市議(左)=大阪市役所で7日午後0時56分、林由紀子撮影
 
 橋下徹大阪市長が代表を務める「大阪維新の会」の市議団は7日、議員提案を予定していた「家庭教育支援条例案」を白紙撤回することを決めた。条例案は「発達障害は愛情不足が原因」などと指摘する内容で、保護者らの抗議が殺到していた。市議団は同日、発達障害の子どもを持つ保護者団体のメンバー約10人と面会し、謝罪した。

大阪維新の会】家庭教育支援条例案に批判続々

 条例案は、行政による家庭教育の支援などが目的で、維新市議団が1日に公表した。発達障害について「乳幼児期の愛着形成の不足」が要因と指摘し、虐待や引きこもり、不登校などと関連付けた上、「伝統的子育て」によって障害が予防できると言及していた。

 この日、発達障害の子どもを持つ「大阪自閉症協会」など13団体の代表らが市議団を訪問し、「発達障害に対する偏見を増幅しかねない」「条例案を中止していただきたい」と抗議。市議団の美延映夫(みのべ・てるお)幹事長は「ご心労をおかけした。ぜひ一緒に勉強会をさせていただきたい」と陳謝したが、条文については「ある県で議論された案を参考として議員に配っただけで、我々の案ではない」などと釈明した。

 市議団との面会後に市役所で記者会見した「全国LD(学習障害)親の会」の内藤孝子理事長は「なぜ議会からこんなものが出てくるのか理解できない」とあきれた。高槻市障害児者団体連絡協議会の堀切公代事務局次長も「私たちが望んでいるのは障害のある子を支える社会資源やシステムの充実。親を責めたり追い詰める発想はやめてほしい」と訴えた。【林由紀子、茶谷亮】

 ◇家庭教育支援条例案の一部

 第15条 乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因であると指摘され、また、それが虐待、非行、不登校、引きこもり等に深く関与していることに鑑み、その予防・防止をはかる

 第18条 わが国の伝統的子育てによって(発達障害は)予防、防止できるものであり、こうした子育ての知恵を学習する機会を親およびこれから親になる人に提供する