原発の発電量の割合を高く見せたい関西電力

原子力という国策推進のための、無検証、垂れ流し報道を発見したので、以下に転載する。
 
時事通信は、記事を拾ってくるフットワークは軽そうだが、全く検証することがないので、原子力推進には、こういう垂れ流しマスゴミは重宝するだろう。
 
関電は、揚水発電所、の発電量をわざと計算に入れなかったり、火力発電所も稼働可能なものをすべて動かしているわけでなく、明らかに、火力発電の使用を避け、動かせば動かすだけ高い電気料金を請求できる原発の割合が高くなるように、つまり、原発の割合が5割になるように調節している。
 
関電の発電量総量の28%程度が原発がすべて稼働した場合の割合であり、なぜか、Wikiや関電のHPでは、原発が5割も占めていて、これを止めることなど正気の沙汰ではない、即刻稼働すべき、と脅している。
 
頭を使わない国民が大多数を占めるニッポンでは、この程度の、幼稚かつ姑息なインチキで電力不足を演出して、不安を煽り、原発の再稼働を認めさせられると考えているようだ、まあ、その通りになりそうだが。
 
記事の引用、ここから。
 


関電原発20日にも全基停止=稼働中、全国でわずか2基へ

事通信 2月19日(日)15時23分配信
 関西電力の高浜原発3号機(福井県高浜町、出力87万キロワット)が20日にも、定期検査のため停止する。同社の年間発電量の約5割を賄ってきた11基の原発は全てストップし、全国54基の国内原発のうち稼働中はわずか2基となる。関電管内では、今夏のピーク電力需要に対する供給不足が25%に達するとの試算もあり、同社は他電力などからの融通や、ストレステスト(耐性評価)を終えた原発の再稼働に向け準備を急ぐ。
 関電によると、高浜3号機は20日夕から出力を下げ、深夜に発電を停止。21日未明には完全に運転が止まる。これで稼働中の国内原発東京電力柏崎刈羽6号機(新潟県柏崎市刈羽村)と北海道電力泊3号機(北海道泊村)だけとなる。検査を終えた原発の再稼働が進まなければ、4月下旬には54基全ての運転が止まる見通しだ。