いまさらこんな古ぼけた記事を書くとは、なんのパフォーマンスだ

以下の記事をお読み頂きたい。
 
あたかも、読売が独自調査であぶり出したような論調であるが、原子力関係者の中では、以前から危惧され、指摘されてきたことだ。
 
公然の秘密、というか、マスゴミが全く追求しなかっただけである。
 
あのXX団とつながった土建屋が首長をやっている佐賀県玄海町原発が、これに該当する。
 
 
簡単に言うと、長年にわたって中性子線を浴びてきた分厚い鋼鉄製の原子炉圧力容器が、100℃を切って温度低下すると、ちょっとした衝撃でも、ガラスのように壊れてしまう、という状況にあるのだ。
 
いかに危険な状況にあるか、ということがお分かりだろう、原子炉は緊急事態には冷やさなくてはならない、しかし、冷やすと、原子炉がガラスのように粉々に壊れる可能性が極め高いのだ。
 
そんな核爆弾と引き換えに、佐賀県は、玄海町の住民は、金、をもらい続けているのだ、信じられない人間たちだ。
 
立地地域の住民を被害者扱いする論調もあるが、私は、彼らにも、当然のことながら責任はあると考える。
 
九電とグルである、元官僚の佐賀県知事(親が九電)、そして、玄海町の町長は、危険極まりない原発を、国民の命と引き換えに、一部の町民と原発利権に金を流すために、原発の再稼働を強行しようとしている。
 
いまさらこんな記事を持ち出してきて、なんのつもりか知らないが、日本のマスゴミが、これまで、いかに真実を隠し、真実を追求することなく、国民の命を犠牲にして強行されてきた原子力行政に荷担してきたかを示すものである。
 
記事の引用、ここから。
 


原発5基、予測超す劣化…運転延長基準に影響も

読売新聞 2月12日(日)3時0分配信
 国内の商業用原発全54基のうち5基で、原子炉圧力容器の脆(もろ)さの指標となる「脆性遷移(ぜいせいせんい)温度(関連温度)」が、予測値を上回っていたことが読売新聞社の調査でわかった。

 炉が予測より早く脆くなっている可能性がある。予測値のズレは圧力容器の劣化の正確な把握が困難であることを意味するだけに、古い炉の運転延長に向けた国の基準作りなどに影響を与えそうだ。

 原発を持つ電力会社10社に関連温度などをアンケートで尋ね、取材で補足した。

 鋼鉄製の圧力容器は、原発の最重要機器だが、中性子を浴びて次第に脆くなる。関連温度が高いほど、衝撃に対する強度は低い。関連温度は対象に衝撃を与えて破壊する実験で推定するため、圧力容器本体での測定はできない。電力各社は容器と同じ材質の試験片を炉内に置き、数年~十数年おきに取り出し実験している。
最終更新:2月12日(日)3時0分