なにを今更

私立公立を問わず、日本全国の学校が、大学受験教育に血道を上げているが、その結果として、大学合格実績をなるべくよく見せようと、優秀な生徒に多くの大学を受験するように指導する、あるいは、何らかの補助をする、というのが当たり前に行われている。
 
公立の進学校でも、なるべく難関大学を多く受験するように指導してるにハズである。
 
都立の進学指導重点校では、年がら年中、志願して転勤してきた石原シンパの教員が、東大、国立、とオウムよろしく、生徒に受験大学を強要している。
 
関西のある高校で、この半ば常態化している有名大学合格実績をよく見せる方法をやっていたと批判する記事が目にとまった。
 
私の感想としては、なにを今更、どこでもやっているじゃないか、である。
 
日本の教育は大学受験教育に大きく偏向していることから、こういった、インチキ、が横行するのはあたりまえのことである。
 
こんなどうでもいいことをわざわざ記事にする暇があったら、教育とは何か、を論じるべきである。
 
日本のマスゴミは、どこまでいっても、ゴミ、であり、正義漢面して、肝心なことには声を上げず、国民を見殺しにするという、浅ましい愚か者の溜まり場である。
 
以下に、理由は分からないが、なぜだか生け贄にされた哀れな高校の、有名大学合格実績水増しに関する記事を転載する。
 
学内の対立か、ライバル校の嫌がらせ?がこの告発記事のネタ元だろう。


 
浪速高校>大学合格実績を水増し 受験料負担し大量出願
毎日新聞 1月8日(日)12時16分配信
 
 大阪市住吉区の私立浪速高校が11年度大学入試で、成績優秀な生徒4人の受験料計約50万円を実質負担し、立命館大を中心に延べ22学部・学科に大量出願させていたことが、毎日新聞の取材で分かった。同高はホームページで同大学の11年度合格者数を「延べ32人」と公表しているが、9人分は生徒1人が合格したもの。合格実績を「水増し」していたことになり、実績を優良と見せかける表示を禁じた景品表示法に抵触する可能性がある。
 関係者や内部資料によると、成績優秀な生徒や保護者に「頑張りを後押しする寄付があった」などと説明し、余分に受験を要請。4人は主に大学入試センター試験の成績を利用できる立命館大の理系学部・学科などを受けたが、合格しても入学せず国立大を目指して浪人中の生徒もいる。

 複数の関係者によると、高校側が要請した受験の費用は生徒側がいったん負担し、大学への振込書類を提出させて後払いする仕組み。木村智彦校長(65)の指示で昨年から本格的に始まったという。

 毎日新聞が入手した受験生のリストなどは「Xファイル」と名付けられ極秘扱い。本命校など自主的に受験する費用は負担しないことや、金銭授受を示す文書は残さないなどのルールがあり、関連の会合後、関係書類は全て回収され、厳重に口止めされたという。

 取材に対し、木村校長は受験料負担について「学校会計からの支出は一切ない」とし、一部教員が誤って受験料支援を申し出た、と文書で回答。合格者実数の非公表は認めつつ「入試説明会では最終進学先を実数で説明している」と答えた。【林田七恵、日野行介】