去年の大晦日は、結構、いい気分だった。
とくにいいことがあった訳じゃないが、無事一年が終わった、という感じだった。
2011年に、まさか、あんな悲劇が待ち受けていようとは。
と入力している途中で、新年となった。
あれこれ考えていると、気が重くなり、スッキリしないが、今年も、さぞかし憤慨と憤懣に満ちあふれた一年になることだけは想像できる。
自分がとても哀しい国に生まれ育ったという事実を突きつけられ、絶望させられた。
日本とは、この思想なき国家は、一体、どこへ向かうのだろか。
巷では、天災や人災(原発事故)への思いが、ずいぶんと希薄になってきたように感じる。
大晦日、2011年最後の実験をしながらふと思った。
日本は、アメリカと関わることで、必ず、とんでもない目に遭ってきた、と。
日本の災禍は、必ずといっていいほどアメリカがその主因なのだ。
アメリカ、この国とは、何時まで付き合わなくてはならないのだろうか。
日本にとって、心と精神の安寧をもたらす国ではないことだけは確かだ。