以前記事として取り上げたが、NHK特集、核を求めた日本、を見直してみた。
リンクを、以下に示すので、ぜひ、視聴していただきたい。
しかし、彼の言葉の端端に現れる、国家主義的な思想の断片と、それをいまだに堅持している様子に、私は、嫌悪の念を持った。
世界情勢、そして、人類共存という観点から眺めると、ドイツ人に比べて、日本人は、知性、倫理観、正義感など、人間としての成熟度において、すべてに劣っていると感じた。
彼、そして、当時の関係者の中には、国民にとって、核開発は危険であり、どれだけの不利益をもたらすのか、という視点が全く欠落している点に、私は唖然とした。
元政府高官たちの言う国益とは、一体誰の利益を指しているのだろうか、そこには、相も変わらず、一般国民の姿を見ることは出来ないのだ。
この国は、一体、どこに流れていくのだろうか、未熟で歪んだ優越思想に裏打ちされた、一等国病(世界で一番じゃなくてはいけないという論理)、に冒された支配階層に国民は今後も引きずり回され、搾取され続けるのだろうか。