度が過ぎた、でいいのか

また、悲しい殺人が起こってしまいました。
 
以下の記事をご参照ください。
 
私は、時として、悪魔的なことを考えます。
 
この、29歳の人殺しは、たった二十歳の時に、脳性小児マヒの子供を持ってしまったのです。
 
どうでしょうか、人間性によりますが、もし、生活も厳しく、心に全く余裕がないなら、脳性小児マヒの子供を邪魔に思ったりしないでしょうか、いなくなればいいと。
 
悪魔的な考えです、私の心の闇がそう考えさせるのかもしれません。
 
自分の思うようにならないのでカッとなるという状況は、子供との関わり合いにおいて、よくあることですが、今回の殺人に関しては、人殺し男のコメントの、「カッとなってやってしまった。度が過ぎた」に、私は悪意を強く感じます。
 
そして、男は、瀕死の子供を放置し、風呂に入って、たぶん、さっさと寝てしまったのでしょう。
 
無理なんですよ、たった二十歳で子供を持った余裕のない人間には。
 
幼児虐待と同じく、国家が全面的に支援すべきです。

脳性まひ9歳、投げて死なす…29歳父を逮捕

読売新聞 11月16日(水)14時52分配信
 埼玉県新座市で7月、脳性まひで車いす生活を送る当時9歳の男児を自宅のベッドに投げつけて死亡させたとして、埼玉県警は16日午前、父親の同市西堀、飯野伸一容疑者(29)を傷害致死容疑で逮捕した。

 捜査関係者によると、飯野容疑者は7月16日夜、長男結希(ゆき)君の歩行訓練をしていた際、言うことを聞かないことに腹を立て、結希君をベッドに投げつけ、急性硬膜下血腫で死亡させた疑い。

 飯野容疑者はその後、結希君を放置したまま、風呂に入っていた。妻が結希君の様子がおかしいことに気づき、同日深夜に119番した。結希君は病院に搬送され、翌17日未明に死亡が確認されたという。

 飯野容疑者は任意の事情聴取に「カッとなってやってしまった。度が過ぎた」などと話し、結希君を投げたことを認めたという。