会津も汚れていたか、残念

日刊ゲンダイから引用します、以下の記事を参照願います。
 
福島の会津地方でも、ホットスポットが見つかりました。
 
私は、どうしても福島県を存続させたいなら、会津へ県庁所在地を移せばいいと考えていましたが、そんななまやさしいものではなさそうですね。
 
原発推進派の多く、インチキ右翼、原発事故後大量発生した政府のパシリ、あるいは、既得権者、自民党支持者、富裕層、などは、福島に居住せず、相も変わらず、放射能汚染は安全である、と言い続けています。
 
いま、政府は、除染、などというインチキを繰り出して、福島県民の被曝を容認、いや、推進しようとしています。
 
せめて、子供たちだけは、東京都の責任で、東京に疎開させるべきと考えます。
 
東京も、決してきれいではありませんが、毎時、数マイクロシーベルトある福島よりはずっといいと思います。
 
東京には沢山学校があり、宿泊施設も山のようにあります。
 
石原という、核武装論者、つまり、原発推進派(核武装原発はセットです)が知事であり、しかも、たかが都知事のくせに、明治期から変わらない帝国主義的思想で、国家、世界にしか興味がないというインチキ国粋主義者であることから、本当に必要な、心の通った支援策が出来ない状況にあります。
 
福島県民には申し訳なく思いますが、心ない石原支持の都民は、過半数もいないのです、過半数以上の、多くの都民は、まともな感性を持っています。
 
ぜひ、福島県民が東京に避難し、いつの日か、福島へ帰る日がくるまで、東京都の支援のもと、生活されるとことを希望します。
 
それにしても、悪魔のような人間が都知事であり、福島県知事であることに、福島県民の不運を感じます。
 
現職の知事に投票した福島県民と東京都民の一部の不見識が、大きな障害になっていることを苦々しく思います。
 

原発から100キロ 会津若松から18万ベクレル

2011年8月18日 掲載

「東京でも至急調査が必要」と専門家

<雨水升の汚泥から>

 福島第1原発から西へ約100キロ地点で、1キロあたり約18万6000ベクレルの放射性セシウムが検出された。
 現場は、福島地裁会津若松支部の敷地内の雨水升(うすいます)。16日、福島地裁が発表したのだが、政府がコンクリートなどで遮蔽して保管することを求める基準の1キロあたり10万ベクレルを大幅に超えている。それだけでも恐怖だが、会津若松は、福島県でも原発のある浜通りとは山岳地を隔てて汚染が少ないとされていた地域だけに深刻だ。
 会津若松支部では、汚染された汚泥が見つかった雨水升と、敷地内で比較的線量の高かった升の2カ所を立ち入り禁止にしている。敷地内には他にも雨水升は十数カ所あるが、いずれも1マイクロシーベルト以下だった。福島地裁は「いまは検査機関に数字の再検査をお願いしている」というが、同じ敷地内でこれほど濃淡が極端だと不気味な話だ。

 今回がたまたまなのか。どこまで調査すべきなのか。京大原子炉実験所助教小出裕章氏がこう言う。
「(会津で高濃度セシウムが検出されたことは)当然だと思います。側溝など汚染が濃縮される場所はどこでも調べるべきです。東京でも今回レベルはあると思います。本来なら日本全国を調べる必要があります」
 汚染もここまで拡大してくると、もはや除染もままならない。小出氏が続ける。
「掃除をしたところで、今はどうしようもない状況です。子どもが触れるところであれば、掃除するべきですが、そうでなければそのままにしておくのもひとつの手です」
 高濃度汚染された汚泥を安全に取り除く方法も、捨てる場所もないのが現実なのだ。自宅の玄関前の側溝や、さらには雨水升まで丹念に掃除するキレイ好きの人もいるが、当分は作業を中止した方がいい。
(写真:除染作業を進める福島県郡山市