福島老朽原発を考える会(フクロウの会)への投稿

福島にある危険極まりない欠陥原発廃炉にすべく活動されている、福島老朽原発を考える会、のサイトに以下の内容を投稿しました。
 
ここから。
 
東京電力最大のユーザーであり、最大の株主である、東京都に対策費用を出させるべきです。現職の知事は原発推進核武装を高らかに宣言し、福島の災害をだしにしてオリンピック誘致に莫大なお金をかけようとしています。政府は当然として、首長の悪意に満ちた思想性と無責任を糾弾する意味でも、ぜひ、東京都知事と交渉してください。
 
ここまで。
 
 
私は、以前から、東京都、東京都民の責任の大きさを問題にしてきました。私自身、東京都民ですが、電力を、それも、過剰で不要な電力を福島に原発という形で押し付けてきた東京都の責任は、最大級のものです。
 
いくら自民党系だった渡辺某が強引に誘致したとはいえ、それを甘受してきたのは、東京都、東京都民なのですから。
 
こんな時に、自民党系の都民が石原の再選を望み、それに引きずられるように、公明党創価学会)や民主の一部が石原に投票するという最悪の選択をしました。
 
その挙句、つい先ごろ、石原は、原発推進核武装の必要性を高らかに宣言しました。
 
都民の半数以上は、石原など望んでいません。
 
この悪魔的な思想の持ち主が、この時期に都知事であることが、ほんとに残念でなりません。
 
原発事故発生当時、警視庁や東京消防庁の人員をわざわざ福島原発の、最も危険地域に強制派遣するという、まるで特攻隊のようなパフォーマンスを繰り出しましたが、それに参加させられ、相当量の被爆をされた方々は、石原の売名に利用された上に、将来、発がんのリスクを負ってしまったのです。
 
石原とは、身勝手な、独特のヒロイズムのためには、すべてを利用し、犠牲にするという、下劣な思想の持ち主です。
 
さらに、石原は、復興の証として、オリンピックの誘致を、性懲りもなく、決めました。
 
石原支持の、自民党系の既得権者へ、お金を流し、自分は神輿の上に乗って、あたりを睥睨する快感を得るためです。
 
本当に下卑た人間です。
 
石原シンパの、心無い都民はどうにもなりません、相手にするだけ無駄です。
 
せめて、石原を支持しない、多くの都民が、福島のことを自らの問題として真摯に考え、自らは我慢しても、福島への支援を行うことに賛同して、声を上げてほしいのです。
 
放射能汚染の状況から、相当数の福島県人を移住させなくてはなりません。とくに、子供たちは、早急に疎開させるべきです。
 
その一切を東京都が負担すべきなのです、それだけの責任が東京都にあるのです。
 
のんきに、東京の中心にあり、石原に政治利用されている某都立高校のように、東大、東大、と教員が煽り立てて、この国難を招いた多数の犯罪者(罪状は、憲法違反、詐欺、殺人、傷害です)の出身大学への合格者を増やすことに血道をあげている場合じゃないのです、東京都は。
 
東京都は、保有するすべての資源を費やして、可能な限り、福島の人たちを、決して安全とは言えない東京ですが、受け入れるべきなのです。
 
それこそ、奥多摩多摩地域に、福島県の一部をそっくり移転してもいいと考えます。
 
経済界は、既得権確保のため、東京電力を、現状のままで残そうとしていますが、これこそが、日本の支配階層の思想性を明確に反映したものです。
 
あれほどの犯罪を働いた会社を、一切免責し、支援しようとする、その感覚、思想性、人間性、驚くばかりです。
 
日本人の社会正義は一体どこにあるのか不明なことや、醜い、黄色い顔をしたアジアの嫌われ者から少しも脱却できない理由が、今回の国難における、石原に代表される支配階層の言動や行動にあることを再認識させられました。