悪魔の所業、国家によって甲状腺被曝させられた福島の子供たち

3月下旬に、原子力安全委員会は、福島原発からかなり離れた地域の(50キロ以上離れている)子供、おおよそ千人の甲状腺被曝を調査していたらしい。
 
明らかに、意図的であり、原発周辺の濃厚汚染地域の子供たちは、この調査には入っていない。
 
それでも、45%の子供に甲状腺被曝が認められたらしい。
 
なるべく被曝を少なく見せたい国がやった調査など、信じることはできないが、まともな情報を知らされない、情報統制下にある日本では、福島の子供たちが、どれほどひどい被曝をしたのかは、正確なことが全く分からない状況である。
 
太平洋戦争当時と全く同じレベルの、大本営発表、しか国民は目にすることができない、戦時体制である。
 
知らぬが仏、とでも言いたいのだろうか、将来ある子供に、こんなひどいリスクを負わせたことを、何とも思わない悪魔どもを、このまま見逃していいものだろうか。
 
最高責任者の菅やその代弁者である枝野は、自分たちが言ったことしたことに、罪の意識はないのだろうか。
 
あの者たちが、平然として、公衆の面前に出ていることに、人間性がいかに下劣かを見る思いである。
 
一体、どんな人生を歩んできた人間たちが、この国を動かしているのだろうか。
 
そんな疑問から、国家の中枢に巣くう、東大出身者の人格に強い懸念を表明し続けているのだ。
 
東大が、国家に都合のいい人材と養成するための機関であることは周知の事実であるが、その出身者や関係者に、国民がいてこその国家、という視点が欠落していることが、全ての悪行の源なのである。
 
東電は実行行為者として、会社を清算して、その罪をあがない続けなければならないが、それを監督し、ことに臨んでは厳しく指導すべきは、政府であり、その責任、いや、罪の大きさは計り知れない。
 
それを全くせず、事故を出来るだけなんでも無かったかのように見せようとする政府と行政は、一体、何者なのだろうか、本当に日本人なのか不思議である。
 
経済に影響があるから、被爆しても、将来ガンになっても、我慢しろ、いや、黙って死ね、といっているに等しいということを、奴らは自覚しているのか。
 
何とかして、奴らに罰を与えなければ、私は気が収まらない。
 
以下に、この欺瞞に満ちた測定結果に関する、京都大学原子炉実験所の小出さんの解説をアップする。