てっぺん野郎が、性懲りもなく、オリンピック誘致をぶち上げた。
以下に、その記事を引用する。
東京都の石原慎太郎知事は17日の都議会本会議で、「(東日本)大震災からの復興は苦難の道のりだが、立ち直り9年後の日本の姿を披歴すれば、世界中から寄せられた友情や励ましへの返礼となる」と述べ、2020年の夏季五輪を招致する方針を表明した。国家プロジェクトとして取り組みたい意向で、今後、正式な立候補表明に向け国などとの調整を加速させる。
国際オリンピック委員会(IOC)への立候補申請期限は9月1日。実現すれば、日本での夏季五輪は1964年東京大会以来、56年ぶり2回目となる。
知事は「招致成功には国やスポーツ界、経済界など国家の総力が結集され、機運が盛り上がることが不可欠」と、都民や国民に支持を訴えた。
国際オリンピック委員会(IOC)への立候補申請期限は9月1日。実現すれば、日本での夏季五輪は1964年東京大会以来、56年ぶり2回目となる。
知事は「招致成功には国やスポーツ界、経済界など国家の総力が結集され、機運が盛り上がることが不可欠」と、都民や国民に支持を訴えた。
引用、ここまで。
今、何がこの日本で起こっていて、その原因は何か、ということを都民は理解できているだろうか。
つまり、東京都は、そして、東京都民は、原発事故にたいして、非情に重い責任があるのだ。
そんな責任の重さを少しも反省することなく、お祭り騒ぎに、巨額な血税を投入することを何の躊躇もなく決めてよいものであろうか。
いま、東京都がやらなくてはならないことは、都民に不便があっても(嫌がらせの節電と計画停電ではなく)、福島への支援を最優先すべきなのである。
これを都民が、そして、東京都が、すこしも声を上げないことを、私は、腹立たしく思う。
そのあげく、オリンピック誘致で復興した日本を見てもらうだと、一体、このてっぺん野郎の頭の構造はどうなっているのか。
何の改善もない状況を考えたら、そして、放射能の危険を少しでも理解しているなら、とてもオリンピックなどという発想は起こらないはずだ。
てっぺん野郎に投票した都民よ、そして、原発推進を容認しているもの達よ、あなたたちには、ひとの命を大切に思う気持ちがないのか、そして、人生をメチャクチャにされ、あまっさえ、健康さえも危うい状況がこの先も続く福島の人たちを心配にはならないのか。
てっぺん野郎に代表される、無感覚、無痛の人間を見ていると、人間の心を持っているのか私は疑いたくなる。
日本中のカスを集めた都市、それが東京かもしれない。
一刻も早く、東京都が、その事業を凍結してでも、大々的な福島支援を開始すべきだ。
繰り返しになるが、東京都は、それだけの責任があるのだ。
大馬鹿者が、何がオリンピックだ、自己顕示と支持者への利益供与が目的のバカ騒ぎなど、よくもまあ、この時期に思いつくものだ。
加えて、自民党にいるバカ息子が、原発に疑念を呈することを、集団ヒステリー、などと批判したが、ハッキリ言って、石原一族というのは、思想などという高邁なものなどないことは分かるが、精神的には大丈夫なのか。
我欲の亡者め、天罰が必ず下るぞ。