国家的犯罪 情報隠蔽によって被曝した福島の人々

次から次へと、ひとの生命を左右するような重要データがリークされ始めました。
 
たぶん、小出しにしたら、悪事がばれない、とでも考えたのでしょう。
 
確かに、時を得た情報なら、かなりのインパクトがあったでしょうか、2ヶ月以上たってから、実は、といわれたも、さほどの衝撃がないことに、驚きます。
 
さもありなん、くらいに感じてしまい、なんとなく、受け流してしまう危険性があります。
 
これも、政府の作戦なんでしょうね、この人類が初めて経験する、むき出しの原子炉、というとんでもない事態をなるべく小さく見せるための。
 
これで枝野が総理大臣なんかになったら、この国は、犯罪者を好んでリーダーにするという異常な国家となります。
 
今回発表されたデータから、事故発生のごく初期に適切な情報を開示せず、根拠のない安全、を連呼したため、住民の被曝を防げなかったという事実が明らかになりました。
 
事故発生初期に、原子炉の損傷を強く示唆する放射性物質原発の外部で検出されていたのです。
 
この核種は、ヨウ素132の親核種であるテルル132ことで、放射性ヨウ素のもとであり、この核種が水素爆発の前に検出されたということは、原子炉自体が破壊されていて、燃料棒も溶け出していたことを意味します。
 
これが検出されていた時点で、即座に、近隣住民の避難とヨウ素剤の服用が必要な事態なのです。
 
このとき、官房長官の枝野は、安全である、とか、安定している、と繰り返していて、住民の避難と被爆対策は適切に行われませんでした。
 
以下に、小出さんによる解説をアップします。
 
まさに、国家犯罪です、住民の被曝を防ぐ安全対策より、事故を過小に見せることを優先するとは。