重要データを小出しするな!いずれ分かることだぞ

まずは引用から。

メルトダウン「5時間後」=1号機、保安院が解析―東電推定より早く・福島第1

時事通信 6月6日(月)15時14分配信
 東京電力福島第1原発事故で、経済産業省原子力安全・保安院は6日、1号機の原子炉が大地震から約5時間後の3月11日午後8時ごろ、メルトダウン炉心溶融)に至ったとする解析結果を公表した。東電はメルトダウンの時期を、約16時間後の翌12日午前7時前としていた。保安院は「条件設定が違う」と説明、今回の解析がより実態に近いとしている。
 保安院は、東電から報告を受けた地震前後の運転データなどを基に解析。1号機では溶け落ちた燃料が原子炉圧力容器を破損した時間帯を、地震から約5時間後と推定した。
 2、3号機では圧力容器内の水位が維持できなかったと想定した場合、2号機は地震から約80時間後の14日午後11時ごろ、3号機は約79時間後の同日午後10時ごろ、圧力容器が破損した可能性が高いとの結果を得た。
 東電はメルトダウンの時間について先月、2号機は約101時間後の15日午後8時ごろ、3号機は約60時間後の14日午前3時ごろとの推定を発表していた
。 
 
引用ここまで。
 
地震から5時間後には、メルトダウンしていたとは。
 
どこかの東電さんが以前言っていた、制御棒が正しく、完全に入って、しばらくは安定していたが、津波に襲われたことで冷却系がダウンして、メルトダウンに至った、というストーリーは、いささか無理があるのではないか?
 
つまり、地震によって、直ちに冷却系が大きく破損し、津波を待たずして、燃料棒の温度が急上昇して、あっという間に炉心溶融に至った、と考えるべきだろう。
 
これまでの説明では、何十時間もの後、メルトダウンしたような説明をしていたが、それは、津波で冷却系がやられたことにしたかったからではないのか?
 
今回、このデータを公表したことにより、原発地震に対する脆弱性を、強く示唆する結果になったのではないかと考える。
 
さて、東電と、直ちに健康に被害がない、が大好きな政府(枝野)は、今後どういったいいわけを出してくるのだろうか。
 
そういえば、次期総理候補として枝野や前原の名前が挙がっているが、どれも、最悪な人間たちである、もう少しなんとかならないのか、民主党は。
 
亀井静香小沢一郎にやらせてみたらどうか、期間限定なのだから。
 
自民党は、この災害に対して、最大の責任があることから、私としては、引っ込んでいろ、といいたいところだ。
 
自民党と、公明党の問題点は、反省の様子が全くない、ということだ。
 
反省しているなら、せめて、中曽根のクビでも差し出すべきだ(国会に呼び、証人喚問するという意味)。
 
自民党に関しては、それしか恭順の意を示す手立てはないと考える。