どこまで性根が腐っているのか

 
大橋弘忠氏( 東京大学大学院工学系研究科教授、原子力委員会専門委員)の週刊現代に対するコメント(青地の部分)を以下に記載する。
 
 
・今回の事故の原因は津波だけであり、地震動はほとんど関係しない。10mを大きく超える津波は専門家も予想しなかった。津波が電源系をほとんど全滅させることや、海水冷却系の機器を流出させることも想定されていなかった。
・事故については東電はよく対応してきた。後は大きな放射能放出はないと思う。
・まじめに技術的な解説をする人を御用学者のように決めつける風潮があるのは残念。冷静な議論や判断、それに資する報道を期待する。
 
 
 
この東大の教授は御用学者として有名な人物で、プルトニウムは飲んでも体に害はない、と以前発言した、大バカ者である。
 
こんな程度の人物を教授にしておく大学の志の低さ、そして、原子力委員会専門委員に任命する政府は、原発は安全で、地震にはびくともしないという、大ウソを突き通す覚悟でいることがよく分かる。
 
今回の原発事故において、地震による原子炉そのものの破壊があった可能性が極めて高いにもかかわらず(東電もそれを示唆するデータを公開した)、あくまで、地震でで原子炉は壊れないという、国是にもなっている作り話、それも犯罪的である、をいまだに言い続けていることに、この人物の人生観、人間性、科学者としての資質が、すべて劣等であることを確信する。
 
あくまでも、想定外の津波、が原因とすることで、自民党の中曽根に始まる、原発を舞台にした、数々の悪事を隠蔽するつもりのようだ。
 
そのあまりの執拗さ、偏執狂的なこだわりを見ていると、原発利権には、命の危険も関係するような、なにかどす黒い犯罪的な臭いを感じる。
 
そういえば、原発推進派の県知事、市長や町長の顔つきが、そろいもそろって、悪党面していることにお気づきだろうか。
 
その代表が、東京都知事のてっぺん野郎である。
 
人類の歴史に永遠に記録される大事故に直面しながら、自分の発言が、後世にも伝えられ、ずっと記録として残ることに、心配はないのだろうか、この大学教授さまは。
 
いったい、どこまで、図太いというか、性根が腐っているのか、計り知れない人物である。
 
それほど、原子力の世界は、異常な世界なのだろう。
 
最後に、こんな程度の人間を教授にしておく大学は、そろそろ見切りをつけるべきではないか。
 
解体して、国立の研究機関か大学院大学にすべし、人間教育はその染みついたゆがんだ思想性からして無理である。